ジョブのビルド - 7.0

Talend Big Data Platform Studioユーザーガイド

author
Talend Documentation Team
EnrichVersion
7.0
EnrichProdName
Talend Big Data Platform
task
ジョブデザインと開発
EnrichPlatform
Talend Studio

このタスクについて

[Build Job] (ジョブのビルド)フィーチャーを使用すると、Talend Studioとは独立に任意のサーバー上で、ジョブをデプロイおよび実行できます。

[Build Job] (ジョブのビルド)フィーチャーは、プロジェクト設定で定義したテンプレートから生成されたビルドスクリプトを実行することで、ジョブの実行に必要なすべてのファイルを、.batおよび.shを含め、コンテキストパラメーターファイルやその他の関連ファイルと共に、アーカイブに追加します。

注:

Talend Studioには、一連のデフォルトビルドスクリプトテンプレートが提供されています。実際のニーズにあわせてそれらのテンプレートをカスタマイズできます。詳細は、Mavenビルドスクリプトテンプレートのカスタマイズを参照して下さい。

デフォルトでは、ジョブをビルドする際に、すべての必要なjarは.batまたは.shコマンドに含まれています。多数のjarが関連する複雑なジョブの場合、オペレーティングシステムによってはバッチコマンドの文字数がコマンド長の制限を超える可能性があります。この制限によってバッチコマンドの実行が失敗することを回避するため、ジョブをビルドする前に、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)に移動して[Talend] > [Import/Export] (インポート/エクスポート)を選択し、[Add classpath jar in exported jobs] (エクスポートジョブにクラスパスjarを追加)チェックボックスを選択して、ビルドされたジョブに追加されるclasspath.jarでjarを包みます。

警告:

上記で述べたオプションはJobServerとは互換性がありません。ビルドしたジョブをTalend Administration Centerでデプロイして実行する場合は、このチェックボックスをクリアしてからジョブをビルドするようにして下さい。

ジョブをビルドするには、次の手順に従います。

手順

  1. [Repository] (リポジトリ) ツリービューでビルドしたいジョブを右クリックし、[Build Job] (ジョブのビルド)を選択して[Build Job] (ジョブのビルド)ダイアログボックスを開きます。
    注:

    [Build Job] (ジョブのビルド)ダイアログボックスでおよびのボタンをそれぞれクリックして、Talend Studioで作成したすべてのジョブのツリービューの表示/非表示を直接切り替えることができます。Studioツリービューで以前に選択したジョブは、選択したチェックボックス付きで表示されます。これにより、エクスポート対象の選択アイテムを修正する際に、ダイアログボックスを閉じてTalend Studio[Repository] (リポジトリ)ツリービューに戻って修正せず、直接ダイアログボックスから操作できます。

  2. [To archive file] (ファイルのアーカイブ先)フィールドで、ビルドしたジョブを保存するディレクトリまで移動します。
  3. 複数バージョンのジョブが作成されている場合、ビルドするジョブのバージョン番号を[Select the Job version] (ジョブバージョンの選択)エリアから選択します。
  4. [Standalone Job] (スタンドアロンジョブ)[OSGI Bundle For ESB] (ESB用OSGIバンドル)の間のリストから[Build Type] (ビルドタイプ)を選択します。
    データサービスジョブにtRESTClientまたはtESBConsumerコンポーネントが含まれ、コンポーネント内でサービスレジストリー、サービスロケーター、サービスアクティビティモニターのいずれも有効でない場合、データサービスジョブは[OSGI Bundle For ESB] (ESB用OSGIバンドル)または[Standalone Job] (スタンドアロンジョブ)としてビルドすることができます。サービスレジストリー、サービスロケーター、またはサービスアクティビティモニターが有効な場合、tRESTClientまたはtESBConsumerコンポーネントを含むデータサービスジョブは[OSGI Bundle For ESB] (ESB用OSGIバンドル)としてのみビルドすることができます。
  5. ターゲットディレクトリ内でアーカイブファイルを自動的に抽出する場合は、[Extract the zip file] (zipファイルの抽出)チェックボックスを選択します。
  6. [Options] (オプション)エリアで、[Binaries][Sources (Maven)] (ソース(Maven))のどちらかのビルドタイプ、およびアーカイブファイルに追加するファイルタイプを選択します。ジョブの実行に必要なファイルタイプに対応するチェックボックスは、デフォルトで選択されています。ビルドするものに合わせて、これらのチェックボックスをクリアできます。

    オプション

    説明

    [Binaries] / [Sources (Maven)] (ソース(Maven))

    ジョブを実行可能なジョブとしてビルドするには、リストボックスから[Binaries]を選択します。

    ジョブのソースをビルドし、プロジェクト設定で定義したテンプレートから生成されたMavenビルドスクリプトをアーカイブファイルに含めて、ジョブをApache Mavenシステム内で再ビルドできるようにするには、[Sources (Maven)] (ソース(Maven))を選択します。

    [Shell launcher] (シェルランチャー)

    このチェックボックスをオンにして、ビルドしたジョブの起動に必要な.bat.shファイルをエクスポートします。

    • [All] (すべて): .batおよび.shファイルをエクスポートします。

    • [Unix]は、.shファイルをエクスポートします。

    • [Windows]は、.batファイルをエクスポートします。

    [Context scripts] (コンテキストスクリプト)
    このチェックボックスを選択すると、対応するリストで選択したものだけでなく、"すべての"コンテキストパラメーターをエクスポートします。
    注:

    1つのコンテキストのみをエクスポートするには、適切なコンテキストパラメーターを保持している.batまたは.shファイルを含めて、[Context scripts] (コンテキストスクリプト)からニーズに合ったコンテキストを選択します。その後、必要に応じて.batおよびshファイルを編集して、コンテキストタイプを手動で修正できます。

    [Apply to children] (子に適用) リストから選択したコンテキストをすべての子ジョブに適用する場合に、このチェックボックスを選択します。

    [Custom log4j level] (カスタムlog4jレベル)

    Log4j出力レベルリストを有効にしてビルトジョブに出力レベルを選択するには、このチェックボックスをオンにします。

    Log4j設定の詳細は、Log4jの設定を参照して下さい。

    [Items] (アイテム)
    このチェックボックスを選択して、.itemおよび.propertiesファイル、JavaおよびTalendソースなど、ジョブの実行中にジョブが使用するソースをエクスポートします。
    注:

    [Items] (アイテム)または[Source files] (ソースファイル)のチェックボックスを選択すると、他のマシンにインストールされたTalend Studio内でビルドされたジョブを再利用できます。これらのソースファイルは、Talend Studio内でのみ使用されます。

    [Execute tests] (テストの実行)

    ジョブのビルド時にジョブのテストケースを実行し、ビルドアーカイブのsunfire-reportsフォルダーにテストレポートファイルを含めるには、このチェックボックスをオンにします。

    このチェックボックスは、[Binaries]オプションが選択されている場合にのみ利用可能です。

    テストケースの作成方法は、テストケースを使用したジョブのテストを参照して下さい。

    [Add test sources] (テストソースの追加)

    ビルドアーカイブにジョブのテストケースのソースを含めるには、このチェックボックスをオンにします。

    このチェックボックスは、[Sources (Maven)] (ソース(Maven))オプションが選択されている場合にのみ利用可能です。

    テストケースの作成方法は、テストケースを使用したジョブのテストを参照して下さい。

    [Java sources] (Javaソース)

    このチェックボックスをオンにして、ジョブデザイン時にジョブが生成したJavaクラスを含む.javaファイルをエクスポートします。

    このチェックボックスは、[Binaries]オプションが選択されている場合にのみ利用可能です。

    [Include libraries] (ライブラリを含める)

    ジョブの依存性をビルドアーカイブに含めるには、このチェックボックスをオンにします。

    このチェックボックスは、[Sources (Maven)] (ソース(Maven))オプションが選択されている場合にのみ利用可能です。

  7. 必要に応じて、[Override parameters' values] (パラメーターの値の上書き)ボタンをクリックします。
    開いたウィンドウで、コンテキストパラメーターおよびリスト内で選択したジョブコンテキストと値を更新、追加、または削除できます。
  8. [Finish] (終了)をクリックして変更を確定し、ビルド操作を完了してダイアログボックスを閉じます。

タスクの結果

定義された場所にジョブ用のzipファイルが作成されます。

注:

ビルドするジョブがユーザールーチンを呼び出し、そのルーチンがユーザールーチンと同じ名前のパブリッククラスと並行して、1つ以上の追加Javaクラス群を含んでいる場合には、この追加クラスまたはクラス群はエクスポートされるファイルには含まれていません。このようなクラスをエクスポートするには、ルーチン名のクラス内に内部クラスとして含めておく必要があります。ユーザールーチンの詳細は、ユーザールーチンの管理を参照して下さい。クラスおよび内部クラスの詳細は、関連するJavaマニュアルを参照して下さい。