Remote Engineやクラスターでジョブタスクを実行 - Cloud

Talend Remote Engineユーザーガイド (Linux)

Version
Cloud
Language
日本語
Operating system
Linux
Product
Talend Cloud
Module
Talend Remote Engine
Content
インストールとアップグレード
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-23

Remote Engineやクラスターで実行をスケジュールすると、ジョブがオンプレミスのセキュアなランタイムで実行されます。

デフォルトでは、1つのRemote Engineで3つの異なるタスクか同一のタスクを並列実行できます。関連設定の詳細は、1台のRemote Engineでタスクを並列実行をご覧ください。

警告:
  • 現在のRemote Engineサブフォルダーツリーは、内部専用である必要があります。
    .
    ├── activemq-data
    ├── bin
    ├── data
    ├── deploy
    ├── esbrepo
    ├── etc
    ├── instances
    ├── lib
    ├── scripts
    ├── system
    └── TalendJobServersFiles
  • ジョブで生成された(永続)ファイルを<RemoteEngineInstallationDirectory>外のどの新しいディレクトリーにでも保存できます。
  • 一時ファイルをtCreateTemporaryFileコンポーネントで管理する必要があります。

手順

  1. [Management] (管理)ページを開きます。
  2. [Tasks] (タスク)タブに移動します。
  3. Remote Engineやクラスターで実行するタスクをリストから選択します。
    ページ上部のファセット検索で環境、ワークスペース、タスクの種類などを選択すれば、リストを絞り込むことができます。
  4. タスクの詳細ページで、[Trigger] (トリガー)の横にある[Edit] (編集)をクリックします。
  5. [Edit task] (タスクを編集)ウィザードで、[Processing] (処理)ステップに進みます。
  6. [Engine] (エンジン)ドロップダウンリストから、タスクをデプロイするRemote Engineかクラスターを選択します。
  7. オプション: 実行プロファイルを選択します。
    タスク実行のJVMパラメーターは、選択したRemote Engineやクラスターのために以前作成した実行プロファイルを選択して設定できます。
    この機能はRemote Engine2.9.1以降でサポートされています。
  8. ログレベルを設定します。

    有効にする最低ログレベルを選択します。

    この機能はRemote Engine2.8.3以降でサポートされています。

    たとえば、ログレベルが[Warning] (警告)に設定されている場合、[Task run log] (タスク実行ログ)ページには[Warning] (警告)[Error] (エラー)というフラグが付けられたログのみ表示されます。
  9. オプション: [Allow parallel run of this task] (このタスクの並列実行を許可)オプションを選択すると、Remote EngineやRemote Engineクラスターを使用する時にタスクを並列実行できるようになります。

    Remote Engineを使って同一のタスクを同時に実行する場合、Remote Engineはv2.12.0以降であることが必要です。

    デフォルトでは、1つのRemote Engineで3つの異なるタスクか同一のタスクを並列実行できます。関連設定の詳細は、1台のRemote Engineでタスクを並列実行をご覧ください。

    このオプションを無効にする前に、タスクを停止するか、実行の終了を待ちます。このいずれかの操作を行わない限り、並列実行は許可されたままとなります。

  10. オプション: 単独のエンジンで実行をスケジュール済みである場合は、[Run as impersonated user] (実行ユーザーとして実行)フィールドにユーザー名を入力し、別のユーザーとしてジョブを実行できます。
    この機能は、Unix (または同様の)環境にRemote Engineがインストールされている場合のみサポートされます。
    実行ユーザーの詳細は、Talend Remote Engineの実行ユーザー化を設定を参照してください。
  11. オプション: 次のいずれかを選択してタスク実行のタイムアウトを設定します。
    • [Custom] (カスタム)を選択し、値を入力する。

      デフォルト値は5分で、最小値は1です。

    • スマートタイムアウトを使う。

      スマートタイムアウトの詳細は、スマートタスクタイムアウトを有効化をご覧ください。

    タスク実行タイムアウトの追加方法を示すスクリーンショット。
  12. [Continue] (続行)をクリックします。
  13. [Schedule] (スケジュール)ステップで[Add trigger] (トリガーを追加)アイコンをクリックし、実行間隔を(そして必要であればトリガーのタイムアウトも)選択します。

    1つまたは複数のトリガーを追加してタスクをスケジュールすることも、トリガーなしでタスクを手動で開始することもできます。

    タスクのタイムアウトはトリガーのタイムアウトによってオーバーライドされます。デフォルトでは、トリガーのタイムアウト値はタスクのタイムアウト値と同じです。

    詳細は、ジョブタスクをスケジューリングをご覧ください。
    トリガータイムアウトの追加方法を示すスクリーンショット。
  14. [Save and close] (保存して閉じる)をクリックします。

タスクの結果

これで、Talend Management Consoleでタスクを実行できます。
タスクの実行準備が整ったことを示すスクリーンショット。