tMap操作 - Cloud - 8.0

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-04-16

tMapでは次の操作が可能です。

  • データの多重化および逆多重化。

  • あらゆるタイプのフィールドのデータ変換。

  • フィールドの連結と交換。

  • 制約を利用したフィールドのフィルター処理。

  • データのリジェクト。

これらの変換やルーティング操作はすべてtMapによって実行されるため、このコンポーネントをジョブデザインの開始コンポーネントや終了コンポーネントにすることはできません。

tMapを使ったジョブの例。

tMapでは受信接続を利用して、[Map Editor] (マップエディター)の入力スキーマにデータが事前入力されます。そのため、[Map Editor] (マップエディター)で新しい入力スキーマを直接作成することはできません。その代わり、tMapコンポーネントの受信側の[Row] (行)接続を、必要に応じて実装することで、必要な分の入力スキーマを作成します。

同様に、必要に応じて送信側の行接続を作成します。ただし、出力側については、便利なグラフィカルエディターを使って[Map Editor] (マップエディター)にコンテンツを直接入力できます。

[Main] (メイン)の受信側の行は1つに限定されます。その他すべての受信行は、ルックアップタイプとなります。関連項目: [Row] (行)接続

ルックアップ行は、二次(または参照)データフローからの受信接続となります。参照データは、プライマリフローと直接的または間接的に依存項目にある場合があります。この依存項目はGUIでのマッピングや式キーを作成して定義します。

[Map Editor] (マップエディター)は、入力フローおよび出力フローを[Map Editor] (マップエディター)内で定義できるように、ジョブ内で接続が実装される必要があります。tMapコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューの[Preview] (プレビュー)エリアに[Map Editor] (マップエディター)を表示するために、ジョブ内に実際のマッピングを作成する必要もあります。

[マップ]エディター。

[Map Editor](マップエディター)を新規ウィンドウで開くには、デザインワークスペースのtMapアイコンをダブルクリックするか、tMapコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューの[Map Editor] (マップエディター)の横の[...]ボタンをクリックします。

次のセクションでは、ジョブデザインの中でtMapコンポーネントを使用するために必要な情報について説明しています。