統合型のメタデータ収集ソリューションによって、サードパーティデータベース、データモデリング、データ統合、ビジネスインテリジェンスといったツールからメタデータを収集できます。
デフォルトでは、インストーラーソフトウェアによってTalend Data Catalogとメタデータ収集ソリューションの両方が同じマシンにデプロイおよび設定されます。Talend Data Catalogアプリケーションサーバーはこのマシンでローカルにメタデータ収集Webサービスにアクセスします。
また、メタデータ収集ソリューションをリモート収集サーバーとして別のマシンにインストールして設定することもできます。
Talend Cloud Data Catalogからはアクセスできないメタデータを収集する必要がある場合や、組み込み収集サーバーでは利用できないブリッジを使う必要がある場合は、オンプレミスのにリモート収集サーバーをインストールします。Talend Help CenterのTalend Cloud Data Catalogブリッジに、Talend Cloud Data Catalogではこのようなブリッジをデフォルトで利用できない旨を記述しています。
ライセンスが必要ではないこと、そしてWebベースのユーザーインターフェイスが利用できないことを別にすれば、リモート収集サーバーのインストールはアプリケーションサーバーへのTalend Cloud Data Catalogのインストールと同等です。
注: Talend Cloud Data Catalogの移行後は、新しいバージョンに基づいて新しいリモート収集サーバーを再インストールする必要があります。アップグレード後のアクションに関する詳細は、Talend Data Catalogをアップグレードした後にをご覧ください。
リモート収集サーバーを使ってメタデータを収集する場合は、次の操作が必要です。
- リモート収集サーバーをインストールして設定
Dockerを使ってリモート収集サーバーをデプロイするか、手動で設定します。
- Talend Cloud Data Catalogのサーバーのリストにリモート収集サーバーを追加
警告: セキュリティ上の理由から、リモート収集サーバーへのアクセスはTalend Cloud Data Catalogアプリケーションサーバーに限定することが非常に重要です。リモート収集サーバーへのインバウンドアクセスを確保できるよう、ファイアウォールを使用することをお勧めします。