区切り付きファイルのメタデータをインポートする - Cloud - 8.0

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-03-28

このタスクについて

区切り付きファイルのメタデータを事前定義済みCSVファイルからインポートできます。

区切り付きファイルのメタデータをCSVファイルからインポートする前に、CSVファイルの各行が次のフォーマットに準拠していることを確認します。
Name*; Purpose; Description; Version(0.1 by default); Status(DEV|TEST|PROD); FilePath*; FileFormat(UNIX|WINDOWS|MAC); Encoding; FieldSeparatorValue; RowSeparatorValue; EscapeType; EscapeChar; TextEnclosure; FirstLineCaption(true|false); HeaderValue; FooterValue; RemoveEmptyRow(true|false); LimitValue; TableName*; Label*; Comment; DefaultValue; Key*(true|false); Length*; Nullable(true|false); Pattern; Precision; TalendType

次の点にご注意ください。

  • アスタリスク(*)が付いているフィールドは空白のままにしないでください。

  • [Name] (名前)は、[File delimited] (区切り付きファイル)ノードの下に作成されるファイル接続名です。別々の接続名を指定することで、複数のファイル接続を作成できます。

  • [TableName]はファイルスキーマの名前、[Label] (ラベル)はスキーマ内のカラム名です。

  • ;\nのようなCSVメタ文字または制御文字の指定には、以下のようなエスケープシーケンスを使用してください。

  • 区切り付きファイルにヘッダー行とスキップする行が含まれている場合は、[FirstLineCaption]フィールドをtrueに設定し、[HeaderValue]フィールドを適切に入力する必要があります。

以下の例は、directors.csvという名前の区切り付きファイルのメタデータをdirectors_metadata.csvという名前の事前定義済みCSVファイルからインポートする方法を示すものです。

ファイルdirectors.csvの抽象を以下に示します。これにはidおよびnameという2つのカラムがあります。

id;name
1;Gregg Araki
2;P.J. Hogan
3;Alan Rudolph

CSVファイルdirectors_metadata.csvには、directors.csvのメタデータを説明する2つの行が含まれています。

directors;Centralize directors metadata;Metadata of directors.csv; 0.1;DEV; E:\Talend\Data\Input\directors.csv;WINDOWS;UTF-8; "\";\""; "\"\\n\""; Delimited;;;true;1;;false;;directors_schema;id;;;false;1;true;;0;id_Integer
directors;Centralize directors metadata;Metadata of directors.csv;0.1;DEV; E:\Talend\Data\Input\directors.csv;WINDOWS;UTF-8; "\";\""; "\"\\n\""; Delimited;;;true;1;;false;;directors_schema;name;;;false;1;true;;0;id_String

区切り付きファイル接続のメタデータを上述のCSVファイルからインポートするには、次の手順に従います。

手順

  1. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで[Metadata] (メタデータ)ノードを展開し、[File delimited] (区切り付きファイル)を右クリックします。
  2. コンテキストメニューで、[Import connections from CSV] (CSVから接続をインポート)を選択します。
    [Import connections from CSV] (接続をCSVからインポート)オプションが右クリックで選択されている状態。
    [Import connections from CSV] (CSVから接続をインポート)ダイアログボックスが開きます。
  3. [Browse...] (参照...)をクリックして、区切り付きファイルメタデータのメタデータについて説明しているCSVファイル(この例ではdirectors_metadata.csv)まで移動します。
    [Import] (インポート)ダイアログボックス。
  4. [Finish] (終了)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
    [Show Logs] (ログを表示)ダイアログボックスが開き、インポートされたメタデータと拒否されたメタデータ(ある場合)が一覧されます。
    [Show Logs] (ログを表示)ダイアログボックス。
  5. OKをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
    [Repository] (リポジトリー)ツリービューの[File delimited] (区切り付きファイル)ノードの下に、[directors] (ディレクター)という名前の新しいファイル接続が作成されます。このファイル接続のプロパティはCSVファイルに定義されています。
    インポートされたファイルが[Repository] (リポジトリー)ツリービューに表示されている状態。