Talend Cloudにおける開発とオペレーション管理 - Cloud

author
Jeff Ursino
EnrichVersion
Cloud
EnrichProdName
Talend Cloud
task
ジョブデザインと開発
管理と監視 > プロジェクトの管理
管理と監視 > ユーザーの管理
EnrichPlatform
Talend Management Console
Talend Studio

Talend Cloudの概要

この記事では、内部Talend Cloud構造と、どのエレメントが開発および日々のオペレーションの管理に使用されるかについて説明します。

この記事は次のセクションで構成されています。
  1. Talend Cloudでの開発
  2. オペレーションTalend Cloud
  3. シンプルなTalend Cloudアーキテクチャ
次の図は、Talend Cloud内に存在するさまざまなエレメントとその相互関係を示しています。エレメントは、開発とオペレーションのエリアにグループ化されています。
関係は、クロウズフット表記を使用して示されています。

Talend Cloud内の開発とオペレーションのエレメントを活用することで、1つのクラウドアプリケーション内のソフトウェア開発ライフサイクルを管理できます。

Talend Cloudでの開発

Talend Cloudは、開発プロジェクトを一元的に定義・管理し、それらのプロジェクトへのアクセスを提供するエレメントで構成されています。

ユーザーがTalend Studioにログインするとこの情報が解釈され、該当するプロジェクトが使用できるようになります。次のエレメントによってこの操作が容易になります:
エレメント 説明
[User] (ユーザー) Talend Cloudにアクセスするために作成された電子メールアドレスによって識別されます。
[Role] (ロール) ロールを定義するために権限がグループ化されます。事前定義されたロールのリストが既に存在しますが、カスタムロールの作成も可能です。Talend Cloudへのアクセスを許可するには、少なくとも1つのロールがユーザーに割り当てられている必要があります。
[Group] (グループ) ユーザーの集まり。
[Project] (プロジェクト) ソースリポジトリへのアクセス権を提供します。プロジェクトへのアクセス権を与えるために、ユーザーとグループが共同作業者として割り当てられます。ユーザーのロールによってプロジェクトの権限が決まります。
注: Talend Cloud Pipeline Designerではプロジェクトを使用できません。
次の図は、上記で説明されているエレメントを使用するTalend Cloud内のプロジェクトのコンセプトを示すサンプルです。

ユーザーに[Operator] (オペレーター)ロールとStudioの[Integration Developer] (統合開発者)ロールが与えられ、共同作業者としてプロジェクトに追加されている場合は、プロジェクトがTalend Studioに表示されます。

オペレーションTalend Cloud

Talend Cloudは、Talend StudioまたはTalend Cloud Pipeline Designerからパブリッシュされたアーティファクトを一元的に管理、プロセス制御、実行、およびプロモートするためのエレメントを提供します。

次のエレメントによって操作が容易になります:

エレメント 説明
Environment (環境) 環境とは、他の環境に影響を与えずに、タスクを単独で実行できるようにする、必要なリソース(接続、エンジンなど)を備えた自己完結型のスペースのことをいいます。
Cloud Engine タスクを実行するクラウド内のTalendによって管理される計算リソースのこと。Cloud Engineは環境で使用できます。
Remote Engine タスクを実行するクラウド内のTalendによって管理される計算リソースのこと。Remote Engineは環境のために作成されます。
Remote Engineクラスター Remote Engineはグループ化できます。クラスターは環境内にいくつでも作成できます。
注: クラスターに追加したRemote Engineを使用してTalend Studioから直接タスクを実行することはできません。
パイプライン用のリモートエンジン タスクを実行するクラウド内のTalendによって管理される計算リソースのこと。パイプライン用のRemote Engineは、デフォルト環境でのみ使用できます。
実行プロファイル 実行プロファイルには、 パイプライン用のRemote Engineでパイプラインを実行するための一連の設定が含まれており、ランタイムに実行プロファイルで使用される適切なリソースの割り当てと詳細プロパティを定義することができます。
ワークスペース 選択されたユーザーが共同で作業し、実行するタスクとリソースのプレパレーションを行うことができます。ワークスペースは環境内にいくつでも作成できます。ワークスペースは、タスク、 接続、リソースの共有に使用します。事前定義された権限により、ユーザーをワークスペースに追加することができます。ユーザーのロールはワークスペースに影響しません。グループはワークスペースに追加できません。
アーティファクト Talend Studioで作成されたジョブ、ルート、データサービス、またはTalend Cloud Pipeline Designerで作成されたパイプラインで、Talend Cloudにパブリッシュされたもの。アーティファクトはワークスペースにパブリッシュされます。
[Connection] (接続) 外部システムにアクセスするための事前定義されたパラメーター値。接続はワークスペースで作成されます。
リソース ファイルとディレクトリを保存するためのクラウドデータソース。リソースはワークスペースで作成されます。
タスク ワークスペースで作成された特定の実行設定を持つアーティファクト。たとえば、RemoteEngine-1で実行中のConnection-1を使ったArtifact-1などです。適切に命名されたコンテキスト変数は、タスクの設定中に適切な接続またはリソースを指定する必要があることを示します。
プラン シーケンシャルステップおよび並列ステップの組み合わせの中に編成された、スケジュール設定済みのタスク。プランはワークスペースで作成しますが、同じ環境内の他のワークスペースのタスクを参照することができます。
注: プランはジョブダスクからしか作成できません。
プロモーション エレメントを1つの環境から別の環境にコピーするメカニズムを提供します。タスクとプランが確認されたら、プロモーションを使用してエレメントを次の論理環境に移動します。
注: パイプラインとパーソナルワークスペースをプロモートすることはできません。
下図は、上記で説明されているTalend Studioとエレメントを使用するTalend Cloud内の環境のコンセプトを示すサンプルです。

Talend Studioを使用するシンプルなTalend Cloudアーキテクチャ

次の図は、基本的なTalend Cloud開発アーキテクチャの概要を示すものです。
キーポイント:
  • Talend Cloud内のプロジェクトがソースリポジトリにリンクされている必要があります。
  • 少なくとも1つのCloud EngineまたはRemote Engineが必要です。
次の図は、環境、テスト、本番環境によるサンプルアーキテクチャを示すものです。
キーポイント:
  • どの環境でも、オペレーションの管理にTalend Cloudが使用されます。
  • ソースリポジトリ(Talendプロジェクト)は開発環境にのみ関連します。
  • アーティファクトは開発環境でTalend Cloudにパブリッシュ済みであるため、Talend Studioが他の環境にアクセスする必要はありません。
  • 各環境で少なくとも1つのCloud EngineまたはRemote Engineが必要です。

より詳細なアーキテクチャ図は、Talend Cloud入門ガイドを参照して下さい。

Talend Cloud Pipeline Designerを使用するシンプルなTalend Cloudアーキテクチャ

次の図は、Talend Cloud Pipeline Designerを使用する基本的なTalend Cloud開発アーキテクチャの概要を示すものです:
キーポイント:
  • パイプラインはTalend Cloud Pipeline DesignerからTalend Cloud Management Consoleにパブリッシュされます。
  • パイプラインはデフォルト環境でのみ使用できます。
  • 少なくとも1つのパイプライン用のリモートエンジンが必要です。

より詳細なアーキテクチャ図は、Talend Cloud入門ガイドを参照して下さい。