プロモーションのルール - Cloud

Talend Management Consoleユーザーガイド

Version
Cloud
Language
日本語
Product
Talend Cloud
Module
Talend Management Console
Content
デプロイメント > スケジューリング > タスクのスケジューリング
デプロイメント > デプロイ中 > タスクの実行
デプロイメント > デプロイ中 > パイプラインの実行
管理と監視 > プロジェクトの管理
管理と監視 > ユーザーの管理
Last publication date
2024-03-26

ソースからターゲット環境へのオブジェクトのプロモーションは、事前設定済みのルールに基づいて行います。

パーソナルワークスペースはプロモートできません。

Webhookが含まれているオブジェクトをプロモートしている場合は、ソースとターゲットの環境名に特殊文字が含まれず、英数字とアンダースコアのみが使用されるようにしてください。

Object (オブジェクト) オブジェクトがターゲット環境に存在しない オブジェクトがターゲット環境に既に存在しています メモ
ジョブアーティファクト/タスク [Created] (作成済み)
  • 環境: ターゲットの環境名がTalend Studioのコンテキスト環境名と同じ場合は、Talend Studioに由来するデザインのコンテキストパラメーター値でアーティファクト/タスクが作成されます。
  • タグ: ターゲットタスクはソースタスクと同じタグを持ちます。
  • タスク: アーティファクトの最新バージョンへ自動的にアップデートされるオプションがソースタスクで使われている場合、このオプションはターゲットタスクでは有効になりません。
アップデート済み
  • [Parameters] (パラメーター):
    • 既存のパラメーター値は変更されません。
    • 新しいバージョンのアーティファクト/タスクに新しいパラメーターが存在する場合、[Parameters] (ブパラメーター)に追加されます。
  • 環境: ターゲットの環境名がTalend Studioのコンテキスト環境名と同じ場合、新しいパラメーターの値はTalend Studioから取られます。それ以外の場合は、ソース環境で設定された値になります。
  • タグ: ターゲットタスクはソースタスクのタグでアップデートされます。
  • アーティファクト: アーティファクトのプロモーションの場合、最新のアーティファクトのバージョンを使用するよう設定されていても、タスクはプロモートされたアーティファクトを使用しません。これは、この最新のアーティファクトのバージョンが公開済みのアーティファクトのバージョンしか参照しないためです。タスクがこのアーティファクトを使用できるようにするためには、最終的にこのアーティファクトを公開する前に、プロモートされたアーティファクトをテストする必要があります。
  • タスク:
    • ターゲットタスクでアーティファクトの特定のバージョンが使用されている場合は、そのバージョンが使用され続け、自動的にアップデートするオプションは選択されません。
    • ターゲットタスクでアーティファクトのバージョンを自動的にアップデートするオプションが使用されている場合は、ソースタスクで使われているバージョンへアップデートされ、このオプションも有効のままとなります。
プロモーションワークフローは、タスクのプロモーション時にアーティファクトが意図せずにアップデートされないようデザインされています。

このため、プロモーションタスクがターゲット環境で初めて作成される場合、自動アップデートオプションの[Always use the latest available artifact version] (アーティファクトの最新バージョンを常に使用)は自動的に無効になります。

これにより、プロモートされたタスクを確認およびテストし、使用するアーティファクトの正しいバージョンを確定する前に、タスクが新しいアーティファクトのバージョンに誤ってアップデートされることはありません。

パイプラインアーティファクト/タスク [Created] (作成済み)
  • タグ: ターゲットタスクはソースタスクと同じタグを持ちます。
  • タスク: アーティファクトの最新バージョンへ自動的にアップデートされるオプションがソースタスクで使われている場合、このオプションはターゲットタスクでは有効になりません。
アップデート済み
  • [Parameters] (パラメーター): 既存のパラメーター値は変更されません。
  • タグ: ターゲットタスクはソースタスクのタグでアップデートされます。
  • タスク:
    • ターゲットタスクでアーティファクトの特定のバージョンが使用されている場合は、そのバージョンが使用され続け、自動的にアップデートするオプションは選択されません。
    • ターゲットタスクでアーティファクトのバージョンを自動的にアップデートするオプションが使用されている場合は、ソースタスクで使われているバージョンへアップデートされ、このオプションも有効のままとなります。
-
プラン 作成済み アップデート済み -
[Connection] (接続) 同じ名前とタイプで作成 同じ名前とタイプでアップデート

パラメーターは変更されません。

同じ名前の異なるタイプの接続がターゲット環境に存在する場合:
  • プロモーション分析でエラーが表示されます。
  • プロモーションレポートにエラーが表示され、タスクがプロモートされません。
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[Resource] (リソース) 作成済み ソース環境の値で上書きされるか(Override)、無視されます(Keep target)。 -
タスクスケジューラー 作成済み アップデート済み -
ワークスペース 作成済み

ワークスペースは空のロールで作成されます。管理者は、ターゲット環境でワークスペースを作成する必要があります。

アップデート済み

ワークスペースのオブジェクトは、このテーブルのルールに基づいてアップデートされます。

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タスク/ワークスペース/環境のTalend Remote EngineまたはRemote Engine Gen2部分がプロモート済み 作成済み

Remote Engineはプロモーション後にペアリングされる必要があります。

アップデート済み -
Remote Engineクラスター 作成済み

クラスターのプロモーション中、Talend Remote Engineはプロモートも作成もされません。そのため、ターゲット環境にあるプロモートされたクラスターに追加する必要があります。

[Reused] (再利用) -
[Run profile] (実行プロファイル) 作成済み ソース環境の値で上書きされるか(Override)、無視されます(Keep target)。 -