手順
- tFileOutputDelimitedコンポーネントをデザインワークスペースにドロップしてダブルクリックし、[Basic settings] (基本設定)ビューを開いて、コンポーネントのプロパティを設定します。
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[Use Output Stream] (出力ストリームを使用)チェックボックスをオンにし、[Output Stream] (出力ストリーム)フィールドを有効にして、[Output Stream] (出力ストリーム)フィールドに次のコマンドを入力します:
(java.io.OutputStream)globalMap.get("out_file")
注:[Output Stream] (出力ストリーム)フィールドのコマンドは、[Ctrl] + [Space]を押して、リストから組み込みコマンドを選択するか、実際の状況に従って、フィールドにコマンドを手動で入力します。このシナリオでは、[Output Stream] (出力ストリーム)フィールドで使用するコマンドにより、
java.io.OutputStream
クラスが呼び出され、絞り込んだデータストリームを、tJavaの[Code] (コード)エリアで定義するローカルファイルに出力します。 - [Row] (行) > [Main] (メイン)接続を使ってtFileInputDelimitedをtMapに接続し、tMapの[Map Editor] (マップエディター)で定義する[Row] (行) > [out1]接続を使ってtMapをtFileOutputDelimitedに接続します。
- [Sync columns] (カラムを同期)タブをクリックし、先行のコンポーネントで定義されているスキーマを取得します。
- tLogRowコンポーネントをデザインワークスペースにドロップしてダブルクリックし、[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
- [Mode] (モード)エリアの[Table] (テーブル)ラジオボタンを選択します。
- [Row] (行) > [Main] (メイン)接続を使って、tFileOutputDelimitedをtLogRowに接続します。
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[Sync columns] (カラムを同期)タブをクリックし、先行のコンポーネントで定義されているスキーマを取得します。
これで、このジョブを実行する準備ができました。
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Ctrl+Sを押してジョブを保存し、F6を押して実行します。
選択したデータの内容がコンソールに表示されます。
選択したデータは、指定したローカルファイルのcustomerselection.txtにも出力されます。