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tCosmosDBSQLAPIOutputの標準プロパティ

Availability-notesubscription

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtCosmosDBSQLAPIOutputを設定するために使われます。

標準tCosmosDBSQLAPIOutputコンポーネントは、データベースNoSQLファミリーに属しています。

このフレームワークのコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、TalendのR2020-06以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

基本設定

[Property type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。後続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。
情報メモ注: 変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。
  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

URI

CosmosユーザーアカウントのURIを入力します。フィールドでプロンプトが表示されると、CosmosデータベースユーザーアカウントのURIはhttps://{アカウント名}.document.azure.com:443という形式になります。URIは、[Azure Portal][Keys] (キー)ペインで取得できます。関連情報は、Create an Azure Cosmos DB accountをクリックしてください。

[Primary key] (プライマリキー)

CosmosユーザーアカウントのURIを入力します。[Azure Portal][Keys] (キー)ペインで取得できます。関連情報は、Create an Azure Cosmos DB accountをクリックしてください。

[Database ID] (データベースID)

データベースの名前を入力します

[Collection ID] (コレクション ID)

コレクション名を入力します。

存在しない場合はコレクションを作成します

このオプションを選択すると、コレクションが存在しない場合にコレクションIDフィールドで指定されたコレクションを作成できます。このオプションは、[Data action] (データアクション)ドロップダウンリストから[Update] (アップデート)または[Delete] (削除)が選択されている場合に利用できます。

データのアクション

次のいずれかのオプションを選択します。

  • [Insert] (挿入): ドキュメントを挿入します。

  • [Update] (アップデート): 既存のドキュメントを受信データに置換しますが、これらのドキュメントのテクニカルIDは保持されます。

  • [Upsert]: 存在しない場合はドキュメントを挿入しますが、存在する場合は[Update] (アップデート)と同じルールを適用します。

  • [Delete] (削除): ドキュメントを削除します。

[Auto ID generation] (自動ID生成)

このオプションを選択すると、処理されるドキュメントのIDを生成できます。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

[Connection mode] (接続モード)

使用する接続モードを指定します。GatewayDirectHttpsの2つのオプションを利用できます。関連情報を参照するには、ConnectionModeをクリックしてください。

[Max connection pool size] (最大接続プールサイズ)

最大接続プールサイズを設定するために使われます。デフォルトは1000です。

[Consistency level] (一貫性レベル)

一貫性レベルを設定するために使われます。関連情報は、 [Consistency levels] (一貫性レベル) をクリックしてください。

[Partition key] (パーティションキー)

ドキュメントを削除するパーティションのキーを入力します。このオプションは、[Data action] (データ アクション)ドロップダウン リストで[Delete] (削除)が選択されている場合に利用できます。

Global Variables

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

NB_LINE

処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。

使用方法

使用ルール

tCosmosDBSQLAPIOutput、ジョブ内の先行するコンポーネントからのフローをベースに、データベースのコレクションで定義されているアクションを実行します。

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