出力コンポーネントの設定とジョブの実行
手順
- tFileOutputDelimitedコンポーネントをダブルクリックして、[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、コンポーネントのプロパティを定義します。
- [File Name] (ファイル名)フィールドに、暗号化されたマスク値が含まれるファイルへのパスを設定するために使われます。
- F6を押してジョブを保存し、実行します。
タスクの結果
PhoneNumber;ORIGINAL_MARK 02 5550 8328;true 03 9757 4150;false 08 5550 3018;true 08 6557 6048;false 07 5550 5556;true 03 4168 8957;false
元のレコードにはtrueのラベルが付きます。代替レコードにはfalseのラベルが付きます。
コンポーネントは、マスクされた出力値を入力値と同じ形式(XX XXXX XXXX)で生成しました:
- 2桁のエリアコードが、定義済みの値("02,03,07,08")の1つでマスクされました。
- 最初の4桁の行番号は、定義された値の1つ"2000,9999"でマスクされました。
- 2番目の4桁の行番号が、指定した範囲("0000,9999")内の値でマスクされました。
- 入力値では、スペース文字が区切りとして使われます。それらの文字はマスクされた値の中でそのまま変わらずに残されます。
データを全単射的にマスクするために、形式暗号化メソッドとパスワードが使われました。各電話番号が一意値でマスクされています。