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tJDBCInput MapReduceプロパティ(非推奨)

Availability-note非推奨

これらのプロパティは、MapReduceジョブのフレームワークで実行されているtJDBCInputを設定するために使われます。

MapReduce tJDBCInputコンポーネントは、MapReduceファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで使用できます。

MapReduceのフレームワークは、Talend 7.3以降非推奨となります。Apache SparkのTalendジョブを使って、インテグレーションタスクを実行します。

基本設定

[Property type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

 

[Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

 

[Repository] (リポジトリー): プロパティが保存されているリポジトリーファイルを選択します。

このアイコンをクリックすると、データベース接続ウィザードが開き、コンポーネント[Basic settings] (基本設定)ビューに設定したデータベース接続パラメーターが保存されます。

データベース接続パラメーターの設定と保管の詳細は、Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

JDBC URL

使用するデータベースのJDBC URL。たとえば、Amazon RedshiftデータベースのJDBC URLはjdbc:redshift://endpoint:port/databaseです。

[Driver JAR] (ドライバーJAR)

必要なドライバーJARをロードするには、このテーブルに記入してください。これを行うには、テーブルの下の[+]ボタンをクリックして、必要に応じてドライバーJAR用行数を増やします。セルを選択し、セルの右側にある[...]ボタンをクリックして、[Module] (モジュール)ダイアログボックスを開くと使用するドライバーJARを選択できます。たとえば、RedshiftデータベースのドライバーjarはRedshiftJDBC41-1.1.13.1013.jarです。

詳細は、[Importing a database driver] (データベースドライバのインポート)をご覧ください。

クラス名

指定したドライバーのクラス名を二重引用符で囲んで入力します。たとえば、RedshiftJDBC41-1.1.13.1013.jarドライバーの場合、入力する名前はcom.amazon.redshift.jdbc41.Driverになります。

Username (ユーザー名)Password (パスワード)

使用するデータベースのJDBC URL。たとえば、Amazon RedshiftデータベースのJDBC URLはjdbc:redshift://endpoint:port/databaseです。

パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

 

[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

 

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Table Name] (テーブル名)

データを読み取るテーブルの名前を入力します。

[Die on error] (エラー発生時に強制終了)

このチェックボックスを選択すると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。

エラーの発生した行をスキップし、エラーが発生していない行の処理を完了するには、このチェックボックスをオフにします。エラーをスキップしたら、[Row] (行)> [Reject] (リジェクト)リンクを使用してエラーの発生した行を収集できます。

[Query Type] (クエリータイプ)および[Query] (クエリー)

スキーマ定義に対応する必要がある、フィールドの適切な順序に特に注意を払うデータベースクエリーステートメントを指定します。

ダイナミックスキーマ機能を使用する場合、SELECTクエリーには、選択したテーブルからすべてのカラムを取得するため*ワイルドカードを含める必要があります。

使用方法

使用ルール

Talend Map/Reduceジョブでは開始コンポーネントとして使用され、出力リンクとして変換コンポーネントが必要になります。一緒に使用される他のコンポーネントもMap/Reduceのコンポーネントでなければなりません。Hadoopで直接実行できるネイティブMap/Reduceコードを生成します。

Talend Map/Reduceジョブの詳細は、Talend Big Data入門ガイドTalend Map/Reduceジョブを作成、変換、設定する方法のセクションをご覧ください 。

本書では、特に明記されていない限り、標準ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブ、およびMap/Reduce以外のジョブのシナリオで説明しています。

[Hadoop Connection] (Hadoop接続)

[Run] (実行)ビューの[Hadoop Configuration] (Hadoop設定)タブを使用して、ジョブ全体で特定のHadoopディストリビューションに対する接続を定義する必要があります。

この接続は、ジョブごとに有効になります。

制限事項

このコンポーネントのMap/Reduceバージョンとともに以下のデータベースを使用することを推奨します: DB2、Informix、MSSQL、MySQL、Netezza、Oracle、Postgres、Teradata、Vertica。

他のデータベースでも機能する可能性はありますが、それらは必ずしもテスト済みとは限りません。

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