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tParAccelOutputBulkExecの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtParAccelOutputBulkExecを設定するために使われます。

標準tParAccelOutputBulkExecコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、動的データベースコネクターの特定のバージョンです。データベース設定に関連するプロパティは、データベースタイプの選択に応じて異なります。動的データベースコネクターについては、動的データベースコンポーネントをご覧ください。

基本設定

[Database] (データベース)

データベースのタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。

[Property type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

 

[Built-in] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

 

[Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。後続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。

[Host] (ホスト)

データベースサーバーのIPアドレス。

現在、localhost127.0.0.1またはローカルマシンの正確なIPアドレスのみが適切に機能することを許可されています。言い換えるなら、データベースサーバーを、Studioがインストールされているのと同じマシン、またはtParAccelOutputBulkExecを使うジョブがデプロイされているのと同じマシンにインストールする必要があります。

[Port] (ポート)

DBサーバーのリスニングポート番号。

[Database] (データベース)

データベース名。

[Schema] (スキーマ)

スキーマの正確な名前。

[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード)

データベースユーザー認証データ。

パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。

[Table] (テーブル)

書き込まれるテーブルの名前。一度に書き込みができるテーブルは1つだけです。

[Action on table] (テーブルでのアクション)

定義済みのテーブルで、次のオペレーションの1つを実行できます。

[None] (なし): 操作は行われません。

[Drop and create table] (ドロップしてテーブルを作成): テーブルが削除され、再作成されます。

[Create table] (テーブルを作成): テーブルが存在しないため、作成されます。

[Create table if not exists] (テーブルが存在しない場合は作成): テーブルが存在しない場合は作成されます。

[Drop table if exist and create] (テーブルが存在する場合はドロップして作成): テーブルが既に存在する場合は削除されて再作成されます。

[Clear table] (テーブルをクリア): テーブルのコンテンツが削除されます。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

 

[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

再使用するスキーマに整数またはファンクションのデフォルト値が指定されている場合は、これらのデフォルト値を引用符で囲まないようにご注意ください。引用符で囲まれている場合は手動で削除します。

詳細は、Talend Studioユーザーガイドでテーブルスキーマに関連する説明をご覧ください。

 

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Copy mode] (コピーモード)

使うコピーモードを次のいずれかから選択します。

[Basic] (ベーシック): 標準モード、最適化なし。

[Parallel] (並列): ロード速度を最適化するために、いくつかの内部ParAccel APIが使えます。

[Filename] (ファイル名)

生成してロードするファイルの名前。

情報メモ警告:

このファイルは、[Host] (ホスト)フィールドのURIで指定されたマシン上に生成されるため、データベースサーバーと同じマシン上にある必要があります。

詳細設定

[Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター)

作成するデータベース接続に追加のJDBCパラメーターを指定します。

[File Type] (ファイルタイプ)

リストからファイルの種類を選択します。

[Row separator] (行区切り)

行を区別するための文字列(例:Unixでは "\n")。

[Fields terminated by] (フィールド区切り)

フィールドを区切る文字、文字列、または正規表現。

[Append] (追加)

このチェックボックスをオンにすると、ファイルの最後に新しい行が追加されます。

[Explicit IDs] (明示的なID)

IDは、ロードされるファイルに既に存在するか、データベースによって設定されます。

[Remove Quotes] (引用符を削除)

ロードするファイルから引用符を削除するには、このチェックボックスをオンにします。

[Max. Errors] (最大エラー数)

ジョブの停止がトリガーされる前の最大エラー数を入力します。

[Date Format] (日付形式)

使う日付形式を入力します。

[Time/Timestamp Format] (時間/タイムスタンプ形式)

使う日付と時間の形式を入力します。

[Additional COPY Options] (追加コピーオプション)

使う特定のカスタマイズされたParAccelオプションを入力します。

[Log file] (ログファイル)

ディレクトリー内のログファイルへのアクセスパスを参照または入力します。

[Logging level] (ログレベル)

ログファイルに記録する情報の種類を選択します。

[tStat Catcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントでは、使えるすべてのSQLデータベースクエリーが網羅されています。このコンポーネントを使って、ParAccelデータベース内のテーブルまたはテーブルのデータにアクションを実行できます。[Row] (行) > [Reject] (リジェクト)リンクを使って、エラーのあるデータをフィルタリングするリジェクトフローを作成できます。このような使用例については、リジェクトリンクを使用してエラーデータを取得するをご覧ください。

制限事項

コンポーネントが正しく機能するためには、データベースサーバーを、Studioがインストールされているのと同じマシン、またはtParAccelOutputBulkExecを使うジョブがデプロイされているのと同じマシンにインストールする必要があります。

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