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tWorkdayInputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtWorkdayInputを設定するために使われます。

標準tWorkdayInputコンポーネントは、 ビジネスファミリーとCloudファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

プロパティの設定方法を選択します。

[Built-In] (組み込み)および[Repository] (リポジトリー)という2つのオプションが提供されています。

  • [Built-In] (組み込み): [Basic settings] (基本設定)および[Advanced settings] (詳細設定)ビューで現在のコンポーネントに設定されているプロパティを使います。
  • [Repository] (リポジトリー): リポジトリーに保管されているプロパティを使います。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。
情報メモ注: 変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。
  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Guess Schema] (推測スキーマ)

このボタンをクリックして、取得したクライアントデータまたはWorkdayクライアントレポートに基づいてスキーマを生成します。

[Authentication mode] (認証モード)

REST - Client id authentication mode (deprecated)SOAP - Login authentication modeSOAP - WS Security authentication modeから認証モードを選択します。

REST - Client ID authentication mode (deprecated)SOAP - Login authentication modeはHTTPSプロトコルによる認証モードです。SOAP - WS Security authentication modeの場合、認証情報はメッセージに含まれます。関連情報は、WS Securityを参照してください。

情報メモ注:
  • このオプションは、TalendのR2021-04以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • SOAP - WS Security authentication modeオプションは、TalendのR2021-06以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
[Client Identifier] (クライアント識別子)

Workdayへの接続に使うAPIクライアントのクライアントIDを入力します。

このフィールドは、[Authentication mode] (認証モード)ドロップダウンリストからREST - Client id authentication mode (deprecated)を選択した場合に利用できます。

[Client Secret] (クライアントシークレット)

[...]をクリックし、Workdayへの接続に使うAPIクライアントのクライアントシークレットキーを二重引用符で囲んで入力します。

このフィールドは、[Authentication mode] (認証モード)ドロップダウンリストからREST - Client id authentication mode (deprecated)を選択した場合に利用できます。

[User login] (ユーザーログイン)

SOAPログイン認証モードのユーザー名を入力します。

このフィールドは、[Authentication mode] (認証モード)ドロップダウンリストからSOAP - Login authentication modeを選択した場合に利用できます。

情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-04以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
[User password] (ユーザーパスワード)

[…]をクリックし、SOAPログイン認証モードのパスワードを入力します。

このフィールドは、[Authentication mode] (認証モード)ドロップダウンリストからSOAP - Login authentication modeを選択した場合に利用できます。

情報メモ注: このオプションは、TalendのR2021-04以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
[Tenant Alias] (テナントエイリアス)

Workdayに接続できるテナントIDを入力します。テナントエイリアスはWorkday管理者が提供します。次に例を示します: tenant_alias

[Mode] (モード)

クライアントデータを取得するためのモードを選択します。リストからWorkday Query LanguageまたはReport As A Serviceを選択することができます。

[WS-Security Type] (WS-Securityタイプ)

ドロップダウンリストで、[WS Security with basic authentication] (基本認証によるWS Security)[WS Security with certificate authentication] (証明書認証によるWS Security)[WS Security with JWT authentication] (JWT認証によるWS Security)のいずれかを選択します。

このオプションは、[Authentication mode] (認証モード)ドロップダウンリストからSOAP - WS Security authentication modeを選択した場合に利用できます。

情報メモ注:
  • ドロップダウンリストと[WS Security with basic authentication] (基本認証によるWS Security)オプションは、TalendのR2021-06以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • [WS Security with certificate authentication] (証明書認証によるWS Security)オプションは、TalendのR2021-10以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • [WS Security with JWT authentication] (JWT認証によるWS Security)オプションは、TalendのR2021-12以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Login] (ログイン)[Password] (パスワード)

SOAP - WS Security authentication modeのユーザー名とパスワードを入力します。

これらの2つのオプションは、[Authentication mode] (認証モード)ドロップダウンリストからSOAP - WS Security authentication modeを選択した場合に利用できます。

情報メモ注: これらの2つのオプションは、TalendのR2021-06以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Integration system user] (インテグレーションシステムユーザー)

インテグレーションシステムユーザーを入力します。

インテグレーションシステムユーザーを作成することが、x509証明書でSOAPリクエストをビルドする最初のステップです。Workday[Create Integration System User] (インテグレーションシステムユーザーを作成)タスクを実行すると、インテグレーションシステムユーザーを作成できます。

情報メモ注: このフィールドは、[WS Security type] (WS-Securityタイプ)ドロップダウンリストからSOAP - WS Security authentication modeを選択した場合に利用できます。

[X509 certificate] (X509証明書)

X509証明書コンテンツを入力します。

Workdayで[Create x509 public key] (x509パブリックキーを作成)タスクを実行すると、X509証明書を作成できます。

情報メモ注: このフィールドは、[WS Security type] (WS-Securityタイプ)ドロップダウンリストからSOAP - WS Security authentication modeを選択した場合に利用できます。

[Private key] (プライベートキー)

プライベートキーを入力します。

情報メモ注: このフィールドは、[WS Security type] (WS-Securityタイプ)ドロップダウンリストからSOAP - WS Security authentication modeを選択した場合に利用できます。
[WQL Query] (WQLクエリー)

クライアントデータを取得するためのWorkdayクエリー言語ステートメントを入力します。

このフィールドは、[Mode] (モード)リストからWorkday Query Languageが選択されている場合に使用できます。

[Report Owner] (レポート所有者)

取得したクライアントデータのレポート所有者を入力します。

この[Mode] (モード)リストからReport As A Serviceが選択されている場合に使用できます。

[Report Name] (レポート名)

取得したクライアントデータのレポート名を入力します。

この[Mode] (モード)リストからReport As A Serviceが選択されている場合に使用できます。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

[Authentication End Point] (認証エンドポイント)

認証エンドポイントを入力します

[Service EndPoint] (サービスエンドポイント)

Web サービスのエンドポイントを入力します。

[Global Variables] (グローバル変数)

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

NB_LINE

処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、通常、ジョブまたはサブジョブの開始コンポーネントとして使い、常に出力リンクが必要です。

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