メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

tCosmosDBSQLAPIInputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtCosmosDBSQLAPIInputを設定するために使われます。

標準tCosmosDBSQLAPIInputコンポーネントは、データベースNoSQLファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Property type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。後続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。
[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Guess Schema] (推測スキーマ)

このボタンをクリックすると、ドキュメントからスキーマを取得できます。

URI

CosmosユーザーアカウントのURIを入力します。フィールドでプロンプトが表示されると、CosmosデータベースユーザーアカウントのURIはhttps://{アカウント名}.document.azure.com:443という形式になります。URIは、[Azure Portal][Keys] (キー)ペインで取得できます。関連情報は、Create an Azure Cosmos DB accountをクリックしてください。

[Primary key] (プライマリキー)

Cosmosユーザーアカウントのプライマリキーを入力します。プライマリキーは、[Azure Portal][Keys] (キー)ペインで取得できます。関連情報は、Create an Azure Cosmos DB accountをクリックしてください。

プライマリキーを入力するには、[Primary key] (プライマリキー)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにプライマリキーを入力して[OK]をクリックします。プライマリキーは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
情報メモ注:
  • この2つのパスワードモードは、Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のStudio Talendマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のStudio Talendマンスリーアップデートがインストールされていない場合は、[Java mode] (Javaモード)でのみプライマリキーを入力できます。

[Database ID] (データベースID)

データベースの名前を入力します

[Collection ID] (コレクション ID)

コレクション名を入力します。

[Use query] (クエリーを使用)

このオプションを選択すると、クエリーステートメントを使ってデータを取得できます。[Query] (クエリー)フィールドにクエリーステートメントを入力できます。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

[Connection mode] (接続モード)

使用する接続モードを指定します。GatewayDirectHttpsの2つのオプションを利用できます。関連情報を参照するには、ConnectionModeをクリックしてください。

[Max connection pool size] (最大接続プールサイズ)

最大接続プールサイズを設定するために使われます。デフォルトは1000です。

[Consistency level] (一貫性レベル)

一貫性レベルを設定するために使われます。関連情報は、 [Consistency levels] (一貫性レベル) をクリックしてください。

Global Variables

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

NB_LINE

処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。

使用方法

使用ルール

開始コンポーネントとしてtCosmosDBSQLAPIInputを使うと、SQL APIを介してCosmosデータベース内のコレクションからデータを取得し、後続コンポーネントに転送して表示または保管できます。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツに、タイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合は、お知らせください。改善に役立たせていただきます。