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.NetをStudio Talendに統合: はじめに

この記事では、.NetをStudio Talendに統合する(たとえばStudio Talendジョブ内にdllメソッドを呼び出す)方法を説明しています。

Talendがサポートしているテクノロジーの詳細は、Talendコンポーネントをご覧ください。

Studio Talendには、ランタイムdlls (janet-win64.dllなど)に基づいて、.NETとJavaを統合する機能が提供されています。この機能により、C++ライブラリーにアクセスし、Javaで簡単にメソッドを呼び出すことができます。通常、Studio Talendユーザーの場合は、次の2つの方法でこれを実装できます。Studio TalendのDotNETファミリーのコンポーネント(つまり、tDotNetInstantiateとtDotNetRow)を利用する方法と、カスタムコードを利用する方法です。この記事では最初のメソッドを説明します。

Studio Talendのジョブでは、tDotNetInstantiateコンポーネントをフローまたは独立したサブジョブで開始コンポーネントとして使うことができます。このコンポーネントは、.NETオブジェクトを作成することで、システムアセンブリまたはカスタムdllをロードします。オブジェクトは、後続のtDotNetRowコンポーネントがメソッドの呼び出しに使えます。tDotNetInstantiateコンポーネントのコントラクターのクラスを指定し、パラメーターを設定することも必要です。

tDotNetRowコンポーネントは、tDotNetInstantiateコンポーネントによって作成された.NETオブジェクトを参照します。このコンポーネントは、フローの開始、途中、最後に使えます。呼び出すメソッドを指定し、メソッドのパラメーターを設定する必要があります。このコンポーネントは、また、メソッドの出力を、スキーマで定義された指定のカラムに渡します。したがって、コンポーネントのスキーマにカラムを追加し、出力値が渡されるカラムを指定する必要があります。

この記事では、Studio TalendのジョブでDotNetファミリーの2つのコンポーネントを使い、dllメソッドを呼び出す方法を示しています。

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