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ジョブをビルド

手順

  1. 以下のコンポーネントを[Palette] (パレット)からデザインワークスペースに追加します。これらのコンポーネントに、その機能をわかりやすく説明したラベルを付けます。
    • 3つのtELTMysqlInputコンポーネント
    • tELTMysqlMap
    • tELTMysqlOutput
  2. 最初のtELTMysqlInputをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
  3. [Schema] (スキーマ)リストから[Repository] (リポジトリー)を選択し、[Edit schema] (スキーマを編集)の前の[...]ボタンをクリックして、[Repository Content] (リポジトリーの内容)ダイアログボックスからDB接続と目的のスキーマを選択します。

    選択したスキーマ名が[Default Table Name] (デフォルトのテーブル名)フィールドに自動的に表示されます。

    この事例の場合、DB接続は Talend_MySQLで、最初の入力コンポーネントのスキーマはownersです。

  4. 2番目と3番目のtELTMysqlInputコンポーネントを同じように設定しますが、スキーマ名としてそれぞれcarsresellersを選択してください。
    情報メモ注: この事例の場合、関連するすべてのスキーマが[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Metadata] (メタデータ)ノードに保存されて、簡単に取り出せます。メタデータの詳細は、Talend Studioでメタデータを管理をご覧ください。

    3つの入力コンポーネントは、関連スキーマを[Metadata] (メタデータ)エリアからデザインワークスペースにドロップして、[Components] (コンポーネント)ダイアログボックスのtELTMysqlInputをダブルクリックして選択することもできます。この方法だと、入力コンポーネントをラベル付けして、スキーマを手動で定義するステップを省略できます。

  5. 実際のDBテーブル名(ownerscarsresellersに厳密に従って名前が付けられたリンクを使って、3つのtELTMysqlInputコンポーネントをtELTMysqlMapコンポーネントに接続します。
  6. tELTMysqlMapコンポーネントをtELTMysqlOutputコンポーネントに接続し、agg_resultリンクに名前を付けます。この名前は、集計結果を保存するデータベーステーブルの名前です。
  7. tELTMysqlMapコンポーネントをクリックし、[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
  8. [Property Type] (プロパティタイプ)リストから[Repository] (リポジトリー)を選択し、入力コンポーネントに使う同じDB接続名を選択します。

    すべてのデータベースの詳細が自動的に取得されます。

    情報メモヒント: その他の設定はすべてそのままにしておきます。
  9. tELTMysqlMapコンポーネントをダブルクリックしてELT Mapエディターを起動し、入力テーブル間の結合を設定し、出力フローを定義します。
  10. ELT Mapエディターの左上にある[+]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスで関連するテーブル名を選択して、入力テーブルを追加します。
  11. ownersテーブルからID_Ownerカラムをcarsテーブルの対応するカラムにドロップします。
  12. carsテーブルで、ID_Ownerカラムの前にある[Explicit join] (明示的結合)を選択します。

    INNER JOINがデフォルトの結合タイプとして[Join] (結合)リストに表示されます。

  13. carsテーブルからID_Resellerカラムをresellersテーブルの対応するカラムにドロップして、2番目の結合を設定し内部結合として同様に定義します。
  14. 出力テーブル、agg_resultに集約するカラムを選択します。
  15. ownersテーブルのID_Owner、Name、ID_Insuranceカラムを出力テーブルにドロップします。
  16. carsテーブルのRegistration、Make、Colorカラムを出力テーブルにドロップします。
  17. resellersテーブルのName_ResellerカラムとCityカラムを出力テーブルにドロップします。
    関連カラムを選択すると、マッピングが黄色で表示され、結合が深紫で表示されます。
  18. 出力テーブルにフィルターを設定するために使われます。出力テーブル上部の[Add filter row] (フィルター行の追加)ボタンをクリックして[Additional clauses] (追加の句)式フィールドを表示し、resellersテーブルのCityカラムを式フィールドにドロップして、resellers.City ='Augusta'を読み取るWHERE句を完成させます。
  19. [Generated SQL Select query] (生成されたSQL Selectクエリー)タブをクリックして、対応するSQLステートメントを表示します。
  20. [OK]をクリックして、ELT Map設定を保存します。
  21. tELTMysqlOutputコンポーネントをダブルクリックし、[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
  22. 必要に応じて[Action on data] (データでのアクション)リストからアクションを選択します。
  23. スキーマタイプとして[Repository] (リポジトリー)を選択し、入力スキーマと同じように出力スキーマを定義します。このユースケースでは、出力スキーマとして[agg_result]を選択します。これは、マッピング結果の保存に使われるデータベーステーブルの名前です。
    情報メモ注: 組み込みの出力スキーマを使って前のコンポーネントからスキーマストラクチャーを取得することもできますが、必ずデータベースで同じデータストラクチャーを持つ既存のターゲットテーブルを指定してください。
    情報メモヒント: その他の設定はすべてそのままにしておきます。

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