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tGoogleMapLookupの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtGoogleMapLookupを設定するために使われます。

標準tGoogleMapLookupコンポーネントは、データクオリティファミリーに属しています。

このコンポーネントは、Talend Data Management PlatformTalend Big Data PlatformTalend Real-Time Big Data PlatformTalend Data Services PlatformTalend MDM PlatformおよびTalend Data Fabricで使用できます。

基本設定

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。

[Sync columns] (カラムを同期)

このボタンをクリックすると、ジョブで接続されている前のコンポーネントからスキーマが取得されます。

Pause(in 1/10 seconds) (一時停止(1/10秒単位)) 地理情報レコードへのhttpリクエスト間のタイムブレーク。このフィールドのデフォルト値は1です。
Latitude Column (緯度カラム) 緯度情報があるスキーマカラムを選択します。
Longitude Column (経度カラム) 経度情報があるスキーマカラムを選択します。

API key (APIキー)

キーを入力し、フィールドの横にある[…]ボタンをクリックします。

Google Developer Console (https://developers.google.com/console/help/new/)からAPIキーを生成する必要があります。

情報メモ注: 5.6以前の旧リリースから移行したジョブには、実行するキーが必要です。ジョブを実行する前にキーを生成し、tGoogleMapLoopupの基本設定で設定を行ってください。

このコンポーネントは現在、Google Places APIには使用できますが、5.6よりも古いリリースの場合と同様、Google Geocoding APIには使用できません。その結果、移行されたジョブを現在のStudio Talendで実行すると、以前のStudio Talendバージョンとは異なる地域情報が表示されます。たとえば、Location_typeカラムでは、旧リリースだとROOFTOPを出力しますが、現リリースではstreet_addressを出力します。ロケーションタイプのリストは[Place Types] (場所のタイプ)に表示されます。

詳細設定

Import (インポート)

このフィールドをカスタマイズして、tGoogleMapLookupのJavaクラスをインポートします。デフォルトでは、この部分を変更する必要はありません。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

[Enable parallel execution] (並列実行を有効化)
このチェックボックスを選択すると、複数のデータフローを同時に処理することにより、高速データ処理を実行できます。このフィーチャーは、データベースまたは複数の挿入を並行して処理するアプリケーションの機能と、関係するCPUの数に依存していることにご注意ください。[Number of parallel executions] (並列実行の数)フィールドで次のいずれかの操作を行います。
  • 実行する並列実行の数を入力する。
  • Ctrl + スペースを押して、リストから適切なコンテキスト変数を選択する。コンテキスト変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

並列実行を有効にすると、グローバル変数を使ってサブジョブで戻り値を取得することはできないことにご注意ください。

  • [Action on table] (テーブルでのアクション)フィールドは、並列化機能では利用できません。したがって、テーブルを作成する場合は、tCreateTableのコンポーネントを使用する必要があります。
  • 並列実行を有効にすると、グローバル変数を使ってサブジョブで戻り値を取得できません。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、中間コンポーネントとして使用されます。このコンポーネントには入力コンポーネント、出力コンポーネント、および[Main] (メイン)リンク行が必要です。

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