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Apache Spark BatchのtManagePartitionsプロパティ

これらのプロパティは、Spark Batchジョブのフレームワークで実行されているtManagePartitionsを設定するために使われます。

Spark BatchtManagePartitionsコンポーネントは、変換処理ファミリーに属しています。

このフレームワークのコンポーネントは、すべてのビッグデータ対応のTalend製品およびTalend Data Fabricで使用できます。

基本設定

[Number of partitions] (パーティションの数) 入力データセットを分割するパーティション数を入力します。
[Partitioning strategy] (パーティショニング戦略) データセットに適用するパーティショニング戦略をドロップダウンリストから選択します。
  • [Coalesce] (融合): パーティションの数を減らします。
  • [Repartition] (再パーティショニング): パーティションの数を増減させます。
  • [Auto] (自動): 適用にふさわしい戦略を計算します。
[Partitioning with range] (範囲付きのパーティショニング) このチェックボックスを選択すると、カラム値の範囲に基づいてデータセットにパーティションを適用できます。このパラメータを使用するためには、少なくともカラムを1つ指定する必要があります。
[Use custom partitioner] (カスタムパーティショナーを使用) Studio Talend外からインポートする必要があるSparkパーティショナーを使う場合は、このチェックボックスをオンにします。たとえば、自分で開発したパーティショナーです。この状況では、次の情報を提供する必要があります。
  • [Fully qualified class name] (完全修飾クラス名): インポートするパーティショナーの完全修飾クラス名を入力します。

  • [JAR name] (JAR名): 追加する行数と同じ回数だけ[ + ]ボタンをクリックします。各行で[...]ボタンをクリックして、このパーティショナークラスとその依存jarファイルを含むjarファイルをインポートします。

このパラメーターは、[Partitioning strategy] (パーティショニング戦略)ドロップダウンリストから[Repartition] (再パーティショニング)を選択した場合のみ使用できます。

[Use column(s) as key(s) for partitioning] (パーティショニングでカラムをキーとして使用) パーティショニングでキーとして使うカラムを選択します。

このパラメーターは、[Partitioning strategy] (パーティショニング戦略)ドロップダウンリストから[Repartition] (再パーティショニング)を選択した場合のみ使用できます。[Use a custom partitioner] (カスタムパーティショナーを使用)チェックボックスを選択した場合、このパラメーターは使用できません。

[Sort within partitions] (パーティション内でソート) 各パーティションでレコードをソートする場合は、このチェックボックスをオンにします。
  • [Natural order] (自然順序): キーが自然な順序(アルファベット順など)にソートされます。

  • [Custom comparator] (カスタムコンパレーター): キーをソートするためにカスタムプログラムが使えます。

    [Fully qualified class name] (完全修飾クラス名)フィールドにインポートするコンパレーターの完全修飾クラス名を入力し、[JAR name] (JAR名)テーブルにロードするJARファイルを追加する必要があります。

この機能は、パーティションに複数の異なるキー値が含まれている場合に役立ちます。

グローバル変数

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは中間ステップとして使用されます。

このコンポーネントは、所属するSpark Batchのコンポーネントのパレットと共に、Spark Batchジョブを作成している場合にだけ表示されます。

特に明記していない限り、このドキュメンテーションのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend Data Integrationジョブだけを扱います。

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