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tRabbitMQOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtRabbitMQOutputを設定するために使われます。

標準tRabbitMQInputコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

[Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

[Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。続くデータベース接続関連フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用するには、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)で該当する接続コンポーネントをクリックします。

[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

このコンポーネントは、名前がmessageで型がStringであるカラムを1つだけ持つことができます。スキーマに手動でカラムを追加する必要があります。

[Host name] (ホスト名)

ホスト名(localhostなど)を入力します。

[Port] (ポート)

ポート番号を入力します。デフォルトは5672です。

[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード)

メッセージキューにアクセスするためのユーザー名とパスワードを入力します。

パスワードを入力するには、[Password] (パスワード)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワードを入力して[OK]をクリックします。パスワードは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。
情報メモ注:
  • この2つのパスワードモードは、Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のStudio Talendマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • Talendが提供する8.0.1 R2022-05以降のStudio Talendマンスリーアップデートがインストールされていない場合は、[Java mode] (Javaモード)でのみパスワードを入力できます。

[Use TLS] (TLSを使用)

接続にTLSを使用するには、このオプションを選択します。

[Exchange type] (交換タイプ)

交換タイプをドロップダウンリストから選択します。5つのオプション、DefaultDirectTopicFanoutHeadersが用意されています。関連情報は、AMQP 0-9-1 Model ExplainedExchanges and Exchange Typesのセクションをご覧ください。

[Exchange name] (交換名)

交換名を二重引用符内で囲んで入力します。

[Routing key] (ルーティングキー)

ルーティングキーを二重引用符で囲んで入力します。

[Header properties] (ヘッダーのプロパティ)

メッセージヘッダーのプロパティを追加し、カスタマイズします。

メッセージヘッダープロパティを追加するには、フィールドの下にあるプラスボタンをクリックし、このフィールドに行を追加して、新しい行の対応するカラムでプロパティ値(header keyheader valueheader type)を設定するために使われます。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

[Use virtual host] (仮想ホストを使用)

メッセージの公開で仮想ホストを使用する場合は、このオプションをオンにします。使用する仮想ホストを指定するためには、[Virtual host name] (仮想ホスト名)フィールドに仮想ホスト名を入力します。

情報メモ注: このオプションは、Talendが提供する8.0.1-R2023-01以降のStudio Talendマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Durable] (持続的)

キューに持続的プロパティを宣言するには、このオプションを選択します。関連情報は、AMQP 0-9-1 Model ExplainedQueuesのセクションをご覧ください。

[Auto Delete] (自動削除)

キューに自動削除プロパティを宣言するには、このオプションを選択します。関連情報は、AMQP 0-9-1 Model ExplainedQueuesのセクションをご覧ください。

[Use alternate exchange] (代替交換を使用)

代替交換を有効にするには、このオプションを選択します。この場合は、[Alternate exchange name] (代替交換名)フィールドに代替交換名を入力する必要があります。

このオプションは、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Exchange type] (交換タイプ)ドロップダウンリストで、[Direct] (直接)[Topic] (トピック)[Headers] (ヘッダー)のいずれかが選択されている場合のみ利用できます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、出力コンポーネントとして使用され、常に着信リンクが必要です。
制限事項 該当なし

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