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ジョブを設定

手順

  1. tSambaConnectionコンポーネントをダブルクリックしてこのコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、次の操作を行います。
    1. [host] (ホスト)フィールドにSambaホストのIPアドレスを入力します。
    2. SambaホストでSSOが有効になっている場合は、SSOユーザー名とパスワードを[User name] (ユーザー名)フィールドと[User Password] (ユーザーパスワード)フィールドにそれぞれ入力する必要があります。それ以外の場合はこの2つのフィールドを空のままにしておきます。
    3. [Domain] (ドメイン)フィールドにドメイン名を入力します。
      Sambaホストがドメインで設定されていない場合はこのフィールドを空のままにします。
  2. tSambaListコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、次の操作を行います。
    1. [Use an existing connection] (既存の接続を使用)を選択し、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストからtSambaConnectionコンポーネントを選択します。
    2. [Share directory] (共有ディレクトリー)フィールドに、Sambaホストに設定されている共有フォルダーの名前(この例ではSmbShare)を入力します。
    3. [Remote path] (リモートパス)フィールドに、処理したいファイルがあるディレクトリーのパス(この例では/abc)を入力します。
    4. [Guess schema] (推測スキーマ)ボタンをクリックし、[OK]をクリックして生成されたスキーマを受け入れます。
      下の図にあるように、生成されたスキーマには7つのカラムが含まれています。実際のニーズに応じて望ましくないカラムを削除することで、スキーマを編集できます。
      情報メモ注:
      • tSambaListコンポーネントは、この7つのカラム以外のカラムにはデータを渡しません。
      • FileName_with_Pathカラムは、このシナリオの後続のコンポーネントで使われます。カラムがスキーマに存在することを確認します。
      • [Date] (日付)型のデータの場合、Studio Talendでは時、分、秒などの情報がデフォルトで非表示になります。下の図のChange_Time行に示されているように、こうした情報は[Date Pattern] (日付パターン)カラムの設定を変更することで表示されます。[Date] (日付)型の行の[Date Pattern] (日付パターン)フィールドをクリックし、Ctrl + Spaceを押すと、サポートされている全日付パターンのリストにアクセスできます。
    5. Smbshare/abcディレクトリーの下に全ディレクトリーのCSVファイルを処理する場合は、[Includes subdirectories] (サブディレクトリーを含める)を選択します。
    6. [Filemask] (ファイルマスク)フィールドの下にあるプラスボタンをクリックしてこのフィールドに行を追加し、行に"*.csv "と入力します。
  3. tLogRowコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、次の操作を行います。
    1. [Sync columns] (カラムを同期)ボタンをクリックし、スキーマをtSambaListコンポーネントのスキーマと同期します。
    2. [Table (print values in cells of a table)] (テーブル(テーブルのセルの出力値))を選択します。
    3. 他のオプションはそのままにしておきます。
  4. tFlowToIterateコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、次の操作を行います。
    1. [Use the default (key, value) in global variables] (グローバル変数でデフォルト(キー、値)を使用)チェックボックスをオフにします。
    2. [Customize] (カスタマイズ)テーブルの下にあるプラスボタンをクリックすると、このフィールドに行が追加されます。[key] (キー)カラムに"CURRENT_FILE_PATH"と入力し、[value] (値)カラムからFileName_with_Pathを選択します。

      この行はCURRENT_FILE_PATHという名前のグローバル変数を作成し、現在のファイルへのパスを保持します。

    3. 他のオプションはそのままにしておきます。
  5. tSambaDeleteコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、次の操作を行います。
    1. [Use an existing connection] (既存の接続を使用)を選択し、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストからtSambaConnectionコンポーネントを選択します。
    2. [Share directory] (共有ディレクトリー)フィールドに、Sambaホストに設定されている共有フォルダーの名前(この例ではSmbShare)を入力します。
    3. [Remote path] (リモートパス)フィールドに、削除するファイルへのパスを取得する文字列(この例では((String)globalMap.get("CURRENT_FILE_PATH")))を入力します。
      情報メモ注: 文字列を入力する場合は、[Remote path] (リモートパス)フィールドにカーソルを置き、Ctrl + Spaceキーを押して、表示されるリストからtFlowToIterate_1.CURRENT_FILE_PATHを選択する方法もあります。
    4. [Remote path] (リモートパス)フィールドで指定したディレクトリーも削除したい場合は、[Remove directory] (ディレクトリーを削除)チェックボックスをオンにします。
    5. 他のオプションはそのままにしておきます。
  6. ジョブを保存します。

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