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tSnowflakeConnectionの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSnowflakeConnectionを設定するために使われます。

標準tSnowflakeConnectionコンポーネントは、Cloudファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、動的データベースコネクターの特定のバージョンです。データベース設定に関連するプロパティは、データベースタイプの選択に応じて異なります。動的データベースコネクターについては、DB Genericコンポーネントをご覧ください。

基本設定

データベース

目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。

[Property Type] (プロパティタイプ)

接続の詳細を設定する方法を選択します。

  • [Built-In] (組み込み): このコンポーネントの接続の詳細がローカルに設定されます。関連するすべての接続のプロパティ値を手動で指定する必要があります。

  • [Repository] (リポジトリー): [Repository] (リポジトリー) > [Metadata] (メタデータ)で一元的に保存された接続の詳細が、このコンポーネントによって再使用されます。

    このチェックボックスの横にある [...] ボタンをクリックし、表示された [Repository Content] (リポジトリーのコンテンツ)ダイアログボックスで、再使用する接続の詳細を選択すると、関連するすべての接続のプロパティに値が自動的に入力されます。

[Account] (アカウント)

[Account] (アカウント)フィールドに、Snowflakeによって割り当てられたアカウント名を二重引用符で囲んで入力します。

[Authentication Type] (認証タイプ)

認証タイプを設定するために使われます。

情報メモ注: [Key Pair] (キーペア)オプションを選択する前に、tSetKeyStoreコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューでキーペア認証データが次のように設定済みであることを確認します。
  1. [TrustStore type] (TrustStoreタイプ)フィールドをそのままにしておきます。
  2. [TrustStore file] (TrustStoreファイル)""に設定します。
  3. [TrustStore password] (TrustStoreパスワード)フィールドをクリアします。
  4. [Need Client authentication] (クライアント認証が必要)を選択します。
  5. KeyStoreファイルへのパスを二重引用符で囲んで[KeyStore file] (KeyStoreファイル)フィールドに入力します(または[KeyStore file] (KeyStoreファイル)フィールドの右側にある[…]ボタンをクリックして、KeyStoreファイルに移動します)。
  6. KeyStoreファイルのパスワードを[KeyStore password] (KeyStoreパスワード)フィールドに入力します。
  7. [Check server identity] (サーバーIDをチェック)オプションをクリアします。
[OAuth token endpoint] (OAuthトークンエンドポイント) OAuth 2.0トークンエンドポイントを入力します。

このオプションは、[Authentication Type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから、OAuth 2.0が選択されている場合に利用できます。

[Client ID] (クライアントID) アプリケーションのクライアントIDを入力します。

このオプションは、[Authentication Type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから、OAuth 2.0が選択されている場合に利用できます。

[Client Secret] (クライアントシークレット) アプリケーションのクライアントシークレットを入力します。

このオプションは、[Authentication Type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから、OAuth 2.0が選択されている場合に利用できます。

[Grant type] (付与タイプ) アクセストークン取得のために付与タイプを設定するために使われます。[Client Credentials] (クライアント認証情報)[Password] (パスワード)という2つのオプションがあります。

関連情報は、クライアント認証情報リソース所有者のパスワード認証情報をご覧ください。

このオプションは、[Authentication Type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから、OAuth 2.0が選択されている場合に利用できます。

[OAuth username] (OAuthユーザー名) OAuthユーザー名を入力します。

このオプションは、[Grant type] (付与タイプ)ドロップダウンリストから、[Password] (パスワード)が選択されている場合に利用できます。

[OAuth password] (OAuthパスワード) OAuthパスワードを入力します。

パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力した後、[OK]クリックして設定を保存します。

このオプションは、[Grant type] (付与タイプ)ドロップダウンリストから、[Password] (パスワード)が選択されている場合に利用できます。

情報メモ注: OAuthパスワードではスペースがサポートされていません。
Scope (スコープ) スコープを入力します。関連情報はスコープをご覧ください。

このオプションは、[Authentication Type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから、OAuth 2.0が選択されている場合に利用できます。

[User Id] (ユーザーID) ログイン名を二重引用符で囲んで入力します。
[Password] (パスワード) [Password] (パスワード)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して、[OK]をクリックします。

このフィールドは、[Authentication Type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから、[Basic] (基本)が選択されている場合に利用できます。

[Key Alias] (キーエイリアス) キーペアエイリアスを二重引用符で囲んで入力します。

このフィールドは、[Authentication Type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから、[Key Pair] (キーペア)が選択されている場合に利用できます。

[Warehouse] (ウェアハウス)

使用するSnowflakeウェアハウスの名前を二重引用符で囲んで入力します。この名前では大文字と小文字が区別され、Snowflakeでは通常は大文字です。

[Schema] (スキーマ)

使用するデータベーススキーマの名前を二重引用符で囲んで入力します。この名前では大文字と小文字が区別され、Snowflakeでは通常は大文字です。

[Database] (データベース)

使用するSnowflakeデータベースの名前を二重引用符で囲んで入力します。この名前では大文字と小文字が区別され、Snowflakeでは通常は大文字です。

詳細設定

[Auto Commit] (自動コミット) データベースへの接続が終了した時に現在のデータベースに対して行われた変更を自動的にコミットするには、このオプションを選択します。

このオプションはデフォルトで選択されています。

情報メモ注: このオプションは、tSnowflakeOutputコンポーネントとtSnowflakeRowコンポーネントには影響を与えません。
[Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター)

作成するデータベース接続に追加のJDBCパラメーターを指定します。

[Login Timeout] (ログインタイムアウト)

Snowflakeのログイン試行のタイムアウト期間を分単位で指定します。この期間内にレスポンスが返されないと、エラーが生成されます。

ロール

Snowflakeセッションを開始するために使用するデフォルトアクセス制御ロールを、二重引用符で囲んで入力します。

このロールは既に存在していて、Snowflakeへの接続に使用するユーザーIDに付与されている必要があります。このフィールドを空のままにしておくと、PUBLICロールが自動的に付与されます。Snowflakeのアクセス制御モデルについては、アクセス制御モデルの理解をご覧ください。

[Region ID (Deprecated)] (リージョンID (非推奨)) たとえば、eu-west-1またはeast-us-2.azureのように、リージョンIDを二重引用符で囲んで入力します。SnowflakeリージョンIDの詳細は、Supported Cloud Regionsをご覧ください。

tSnowflakeConnection以外のSnowflakeコンポーネントの場合、このフィールドは[Basic settings] (基本設定)ビューで[Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから、[Use this Component] (このコンポーネントを使用)を選択した場合に利用できます。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

使用方法

使用ルール このコンポーネントは、一般的に、他のSnowflakeコンポーネントと共に使います。このコンポーネントは、Snowflake接続を作成し、[Trigger] (トリガー)リンクを使ってこの接続を再利用する他のサブジョブと連携します。
[Tracing Snowflake JDBC logs] (Snowflake JDBCログの追跡) Snowflake JDBCドライバーログを現在のジョブのログとマージするには、実行中のジョブの[Run] (実行) > [Advanced settings] (詳細設定)タブに、このJVM引数-Dnet.snowflake.jdbc.loggerImpl=net.snowflake.client.log.JDK14Loggerを追加します。

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