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Talend Installer固有の前提条件

Talend Installerを起動する前に、次の前提条件に従っていることをご確認ください。

  • フォルダーが含まれているTalend-Tools-Installer-YYYYYYYY_YYYY-VA.B.C-installer.zipをダウンロード済みであること。

    展開先のフォルダーに、distファイルと、サポートされるオペレーティングシステムに対応する実行可能ファイルが見つかります。

    Linuxの場合は、Talend-Tools-Installer-YYYYYYYY_YYYY-V-A.B.C-linux64-installer.runを使用します。

    ファイル名で、YYYYYYYY_YYYYはタイムスタンプを、A.B.Cはリビジョンレベル(メジャー.マイナー.パッチ)を表します。

    distファイルは、Talend製品をインストールするためにのみ必要です。インストールと設定が完了したら、ファイルを削除できます。

  • Zipファイルとdistファイルをダウンロード済みで、どちらも同じディレクトリーに保管されていること。

    解凍するZipファイルに、サポートされているオペレーティングシステムに対応する実行可能ファイルがあります。

    Linuxの場合は、Talend-Installer-YYYYYYYY_YYYY-VA.B.C-linux64-installer.runを使用します。

    ファイル名で、YYYYYYYY_YYYYはタイムスタンプを、A.B.Cはリビジョンレベル(メジャー.マイナー.パッチ)を表します。

    distファイルは、Talend製品をインストールするためにのみ必要です。インストールと設定が完了したら、ファイルを削除できます。

  • Talendモジュールをインストールするステーションに、次のソフトウェアとモジュールが正しく設定されていること。

    • JRE 1.8.0以降

    • (オプション) メールサーバー(メールで通知を送信する場合)

  • Rocky LinuxでTalend Installerのグラフィカルインストールモードを有効にするためには、ルートユーザーとしてインストーラーを起動する前に、通常のユーザーとしてxhost local:rootコマンドを使うこと。
  • Talend Installerを実行する前にSecurity-Enhanced Linux (SELinux)が有効になっていると、一部のアプリケーションがインストールされないことがあります。そのため、setenforce Permissiveというコマンドを実行してSELinuxを一時的に無効化する必要があります。SELinuxは次回の再起動後に自動的に再有効化されます。

インストール時は022umask値が必要です。他のumask値はサポートされていません。

Talend Installerでは、sdshellユーティリティがサポートされていません。

重要:

Talend Installerによって、手動インストールを必要とせず、すぐに使えるTalendソリューションを利用できるようになります。ただし、これらのソリューションは本番環境用に提供されるわけではないので、特定のニーズに応じて追加の設定や最適化が必要になることがあります。

たとえば、Talend Administration Centerにデフォルトで組み込まれているH2データベースを自分のデータベース(MySQLやOracle など)に変更する場合などです。これを行う場合は、関連するデータベース用のドライバーをインストールする必要があります。詳細は、Webアプリケーションサーバーにデータベースドライバーをインストール (英語のみ)をご覧ください。

情報メモヒント: Talend Installerは、Talendソリューションの初回インストールでのみ使用されます。移行プロセスとアップグレードプロセスの詳細は、Talend移行&アップグレードガイドをご覧ください。

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