Talend MDMファンクションアーキテクチャー

Talend MDMアーキテクチャーは、ユーザーとMDM Hubの間、およびその対応するITニーズとの間のインタラクションを可能にする機能ブロックに分割できます。

下図は、Talend MDMの主な構築ブロックを示したものです。

下のリストは、Talend MDMの主な構築ブロックを示したものです。

• [Clients] (クライアント)のブロックには、同一または異なるマシンに存在しうる1つ(または複数)のStudio TalendとWebブラウザーが含まれています。

  管理者はStudioから、一元管理されたマスターデータリポジトリーをセットアップおよび操作できます。これらにより、必要なビジネスおよびデータルールを使用するデータモデルを構築して、マスターデータの単一の"マスター"コピーを作成できます。このマスターデータは、ターゲットシステムとソースシステムにプロパゲートバックされます。

  Studio Talendのユーザーはガバナンスルールを設定できます。このガバナンスルールには、データの読み取り、作成、アップデート、削除をできるのは誰か、データに必要な有効性モデルはどれか、どのプライバシーポリシーを強制するのか、どのリカバリープロビジョニングが必要かなどが含まれます。

  使用できる管理タスクの詳細は、MDMの動作原理 (英語のみ)、ストアドプロシージャー (英語のみ)、Talend MDMにおけるセキュリティの基本方針 (英語のみ)をご覧ください。

  ビジネスユーザーとデータスチュワードは、Webブラウザーを使用して、Studioで処理されるマスターデータを検索、表示、または編集できます。

  Talend MDM Web UIのユーザーは、マスターデータがクリーンで一貫性があり正確であるよう、手動で介入できます。Talend MDM Web UIはまた、Talend Data Stewardshipにアクセスを付与するので、専用ユーザーは、マスターデータに対するマッチング操作と統合操作から生じるデータの問題を手動で解決できます。

• TalendサーバーブロックにはMDMサーバーが含まれます。そこでは、マスターデータの管理と監視が行われます。

• データベースブロックにはMDMデータベースが含まれます。そこには、マスターデータが保存されます。