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ビルドとデプロイ

Talendでは、プロジェクトアーティファクトをTalend Administration CenterTalend Cloud、アーティファクトリポジトリー(Nexus、Artifactory)のいずれかに公開し、その実行をスケジュール設定する方法をいくつか提供しているので、ニーズに最も合った方法を選ぶことができます。
  • 推奨: 外部の継続的インテグレーションツールをお使いください。

    情報メモ注: Azure DevOpsやJenkins以外のサードパーティによる継続的インテグレーションツールも使用できます。ただし、Talendはこれら2つのセクションに記載されているAzure DevOpsとJenkinsの設定とパイプラインスクリプトのサンプル限定しており、サードパーティによる継続的インテグレーションツールの使用はTalendのサポート対象外となっています。
  • 代替手段:Studio Talend[Publish] (公開)オプション、[Publish to Cloud] (クラウドに公開)オプション、またはTalend CommandLineを使います。詳細は、Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

  • ESBユースケースESBアーティファクト(データサービスおよびルートマイクロサービス)を使ったDockerビルドの例は、データサービスおよびルートマイクロサービスでのDockerイメージのビルド (英語のみ)をご覧ください。

継続的インテグレーション環境では、コミットごとにテストを実施することが共通のプラクティスです。デフォルトでは、アーティファクトを保存するたびに新しいコミットが作成されます。

以下のシナリオでは、Talend CommandLineTalendのMavenプラグインを使ってテストの実行を自動化し、ソースを生成する2つの手法を紹介します。また、ビルドパイプラインを使ってプロジェクトアーティファクトの実行をすべて自動化し、Talend Cloud、アーティファクトリポジトリー、Dockerコンテナーのいずれかに公開するCIサーバー(AzureおよびJenkins)についても紹介します。

Talendの継続的インテグレーションはMavenに準拠しています。これは、TalendのMavenコマンドを継続的インテグレーションサーバー(Jenkins、Bamboo、その他)の安定したバージョンで使用できることを意味します。

自分の継続的インテグレーションサーバーを使ってアーティファクトの実行と公開をスケジュールする場合、Talendでは、Talend CI Mavenプラグインを提供することでその操作が可能になります。
  • Talend CI Builderは、Talendが提供しているMavenのプラグインで、Talendのアプリケーションを使用してTalend CommandLineのジョブソースをJavaクラスに変換します。これにより、テストを自社のJavaファクトリーで実行できます。
  • Talend Cloud PublisherはTalendが提供するMavenのプラグインで、作成したジョブをStudio TalendからTalend Cloudに直接公開できます。-Pcloud-publisherプロファイルパラメーターをお使いのCIビルドに追加すれば有効化されます。

バージョン7.1.以降ではTalend MavenのプラグインがStudio TalendローカルのMavenリポジトリーに組み込まれており、最初のStudio Talendスタートアップでインストールされるため、別途にインストールする必要がありません。

Talendが提供するStudio Talendマンスリーアップデートをインストールすると、Talend CI Builderがアップグレードされることがあります。Talend CI Builderのバージョンは、CIコマンドやパイプラインスクリプトのStudio Talendのバージョンと互換性のあるものを使用するようにしてください。使用するTalend CI Builderの正確なバージョンを知るためは、使用しているStudio Talendマンスリーアップデートに対応する変更ログをご覧ください。Studio Talendの各マンスリーアップデートの変更ログに関する詳細は、Talendリリースノートをご覧ください。

Talend CI Builderの使用中にorg.talend.ci:builder-maven-plugin:jar:7.3.xアーティファクトがダウンロードされていないという例外が発生しており、

  • バージョン7.3.10以降を使用している場合は、maven_settings.xml (英語のみ)ファイルが公式のプラグインリポジトリーをポイントしていることを確認してください。
    <pluginRepository>
    <id>central-talend</id>
    <name>central-talend</name>
    <url>https://talend-update.talend.com/nexus/content/repositories/libraries/</url>
    <layout>default</layout>
    </pluginRepository>
  • Nexusを使用している場合は、Studio Talendのプロジェクトにログインすることで新しいバージョンを自動的にデプロイメントできます。
  • Nexusを使用していない場合は、ターゲットのMavenリポジトリーに新しいバージョンを手動でインストールできます。

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