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tSQLTemplateMergeの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSQLTemplateMergeを設定するために使われます。

標準tSQLTemplateMergeコンポーネントは、ELTファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Database Type] (データベースタイプ)

作業対象のデータベースの種類をドロップダウンリストから選択します。

[Component list] (コンポーネントリスト)

現在のジョブで複数の接続を使用する場合は、リストから関連するDB接続コンポーネントを選択します。

ソーステーブル名

ターゲットテーブルにマージするデータが含まれるデータベーステーブルの名前。

ターゲットテーブル名

データのマージ先テーブルの名前。

[Schema] (スキーマ)および[Edit schema] (スキーマを編集)

このコンポーネントには、次の2つのスキーマが含まれます: ソーススキーマとターゲットスキーマ。

スキーマとは行の説明、つまり処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは、組み込みまたはリポジトリーにリモートで保管されます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

 

[Built-in] (組み込み): スキーマが作成され、このコンポーネント専用にローカルに保存されます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは既に存在し、リポジトリーに保存されています。したがって、再利用できます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

[Merge ON] (マージON)

プライマリキーとして使用するターゲットおよびソースカラムを指定します。

[Use UPDATE (WHEN MATCHED)] (一致した場合にアップデート)

このチェックボックスをオンにすると、既存のレコードがアップデートされます。このチェックボックスをオンにすると、[UPDATE Columns] (アップデートカラム)テーブルが表示され、レコードをアップデートするカラムを定義できます。

[Specify additional output columns] (追加出力カラムの指定)

このチェックボックスをオンにすると、[UPDATE Columns] (アップデートカラム)テーブルに表示されている以外のカラムのレコードがアップデートされます。このチェックボックスをオンにすると、[Additional UPDATE Columns] (追加のアップデートカラム)テーブルが表示され、追加のカラムを指定できます。

[Specify UPDATE WHERE clause] (UPDATE WHERE句の指定)

アップデート操作中にデータのフィルタリング処理を行うには、このチェックボックスをオンにし、[WHERE clause] (WHERE句)フィールドにWHERE句を入力します。

情報メモ注:

このオプションは、Oracle 9を含む特定のデータベースバージョンでは機能しない場合があります。

[Use INSERT (WHEN MATCHED)] (一致した場合に挿入)

このチェックボックスをオンにすると、新しいレコードが挿入されます。チェックボックスをオンにすると、[INSERT Columns] (挿入カラム)テーブルが表示され、挿入操作に使用するカラムを指定できます。

[Specify additional output columns] (追加出力カラムの指定)

このチェックボックスをオンにすると、[INSERT Columns] (挿入カラム)テーブル以外の追加カラムにレコードが挿入されます。このチェックボックスをオンにすると、[Additional INSERT Columns] (追加の挿入カラム)テーブルが表示され、追加のカラムを指定できます。

[Specify INSERT WHERE clause] (INSERT WHERE句の指定)

挿入操作中にデータのフィルタリング処理を行うには、このチェックボックスをオンにし、[WHERE clause] (WHERE句)フィールドにWHERE句を入力します。

情報メモ注:

このオプションは、Oracle 9を含む特定のデータベースバージョンでは機能しない場合があります。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

NB_LINE_MERGED: マージされた行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

QUERY: 処理されているクエリーステートメント。これはFlow変数で、文字列を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、他の関連するDBコンポーネント、特にDB接続およびコミットコンポーネントとの中間コンポーネントとして使用されます。

[SQL Template] (SQLテンプレート)

[SQL Template List] (SQLテンプレートリスト)

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