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ワークフローウィザードを使用したワークフローの設計

Studio Talendを使用すると、ワークフローウィザードを使用して、同じビジネスエンティティに対して1つ以上のワークフローを自動的に生成できます。また、ワークフローをゼロから作成することもできます。

ゼロからのワークフローの設計に対して、ワークフローウィザードを使用する点のメリットは、

  • 手動による処理または自動処理が必要となる、生成されるワークフロータスクとMDMサーバーのアップデート対象データレコードの間の接続を確立するのに必要なMDMコネクターが自動的に生成され、

  • 1つ以上のタスクを処理するためのワークフローアクターが定義され、選択したMDMユーザーロールにマッピングされることにあります。

生成されたワークフローには[Sample] (サンプル)タスクとMDMコネクターに加えて、開始ノードと終了ノードが含まれます。次に、ワークフローにタスクを追加し、必要に応じてタスクリンクを定義できます。

始める前に

Studio TalendからMDMサーバーに接続されており、少なくとも1つのデータモデルが存在していること。

このタスクについて

特定のビジネスエンティティに対してワークフローを自動的に生成するには、以下のようにします:
情報メモ注: この手順は、インポートされたMDMデモプロジェクトに基づいて行われます。

手順

  1. [MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューで、[Data Model] (データモデル)ノードを展開し、ワークフローを生成するエンティティが含まれるデータモデルの名前をダブルクリックします。
    エディターに選択したデータモデルが開きます。
  2. ワークフローを生成するエンティティを右クリックします。
    コンテキストメニューが表示されます。

    この例で生成するワークフローを使用すると、権限の付与されたビジネスユーザーがProductビジネスエンティティに保持されているマスターデータレコードをアップデートしたり、有効にしたりできるようになります。

  3. [Generate Workflow] (ワークフローを生成)を選択します。
    ワークフローウィザードには、新しいワークフローのデフォルト名が表示されます。
    情報メモ注: 選択したエンティティに別のワークフローが既に作成されている場合は、対応フィールドに表示されるデフォルトのワークフロー名を変更してください。変更しない場合、前のワークフローが新しいワークフローで上書きされます。
  4. [Role definition] (ロール定義)エリアと[Role Name] (ロール名)リストで、コミッションコードの承認権限を付与するロールを選択します。この手順を繰り返して必要なロールを追加します。
    情報メモ注: [Role Name] (ロール名)リストには、すべてのデフォルトのロールと、管理者によって定義されたロールが含まれます。
  5. 必要に応じて、[Generate the process for this workflow] (このワークフローのプロセスを生成)チェックボックスをオンにし、ワークフローのプロセスを生成します。
  6. [Finish] (終了)をクリックして変更を確定し、ウィザードを閉じます。
    進行状況情報バーが表示され、確認メッセージが続きます。
  7. [OK]をクリックして、メッセージを閉じます。
    生成されたワークフローがワークスペースで開きます。

    このワークフローには、ワークフローウィザードで設定したパラメーターに基づいてMDMコネクターとアクターが自動的に定義された[Sample] (サンプル)タスクに加えて、開始ノードと終了ノードが含まれています。

  8. BPMパースペクティブに切り替えます。
    このパースペクティブでは、必要に応じてタスクを追加し、必要な変更を加えて、ワークフローの作成を完了できます。

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