以下の手順に従ってTalend Studioを起動します。
Talend Studioを初めて起動する際は、ライセンスを入力する必要があります。
始める前に
対象製品:
Cloud API Services Platform
Cloud Big Data
Cloud Big Data Platform
Cloud Data Fabric
Cloud Data Integration
Cloud Data Management Platform
Data Fabric
Talend Studioを起動してTalend Cloud Management Consoleからライセンスを取得する前に、事前定義済みの[Integration Developer] (統合開発者)ロールが与えられていることを確かめてください。
手順
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Talend Studioのインストールディレクトリーに移動します。
Talend Studioインストールディレクトリーには、数種のプラットフォーム(Windows、Linux、Mac OS)用のバイナリが含まれています。
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オペレーティングシステムに応じた実行ファイルをダブルクリックします。
オペレーティングシステム 実行ファイル Windows
Talend-Studio-win-x86_64.exe Linux (x86)
Talend-Studio-linux-gtk-x86_64 Linux (ARM)
Talend-Studio-gtk-aarch64 MacOS (x86)
Talend-Studio-macosx-cocoa.app - Talend Studioを初めて起動する場合は、[User License Agreement] (ユーザーライセンス契約)ダイアログボックスが開いたら、エンドユーザーライセンス契約の条項を読んで同意します。
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開いたダイアログボックスで、次のいずれかの操作を実行します。
- Talend Cloud Management Consoleでライセンスが設定されており、このライセンスを取得したい場合は、[My product license is on a remote host] (製品ライセンスがリモートホストに存在する)オプションを選択し、リストからTalend Cloudサーバーまたは[Cloud - Custom] (クラウド - カスタム)を選択し、(必要であればサーバーURLと)ログイン認証情報を入力します。その後、[Fetch] (フェッチ)をクリックしてライセンスを取得します。
ログイン名の確認やパーソナルアクセストークンの生成は、Talend Cloud内の[Profile Preferences] (プロファイル環境設定)で行います。詳細は、パーソナルアクセストークンを生成をご覧ください。
- Talend Administration Centerでライセンスが設定されており、このライセンスを取得したい場合は、[My product license is on a remote host] (製品ライセンスがリモートホストに存在する)オプションを選択し、リストから[Server URL] (サーバーURL)を選択し、サーバーURLとログイン認証情報を入力します。その後、[Fetch] (フェッチ)をクリックしてライセンスを取得します。
- ライセンスがローカルファイルシステムに存在する場合は、[My product license is on the local file system] (製品ライセンスがローカルファイルシステムに存在する)オプションを選択し、ライセンスファイルを参照して選択します。
ⓘ対象製品:
Cloud API Services Platform
Cloud Big Data
Cloud Big Data Platform
Cloud Data Fabric
Cloud Data Integration
Cloud Data Management Platform
Data Fabric
ⓘ対象製品:
Big Data
Big Data Platform
Data Fabric
Data Integration
Data Management Platform
Data Services Platform
ESB
MDM Platform
Real-Time Big Data Platform
ヒント:- プロキシサーバーの背後で動作しているリモートホストからライセンスを取得したい場合は、[Network settings] (ネットワーク設定)をクリックし、開いた[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスでプロキシ設定を指定します。
- HTTPを使用するTalend Cloud Management ConsoleやTalend Administration Centerへの接続で認証が必要となるプロキシを使っている場合、または
407 proxy authorization required
というエラーメッセージが表示される場合は、オペレーティングシステムに対応する.iniファイルに-Djdk.http.auth.tunneling.disabledSchemes
というパラメーターを空の値で追加し、Talend Studioファイルを再起動する必要があります。
- Talend Cloud Management Consoleでライセンスが設定されており、このライセンスを取得したい場合は、[My product license is on a remote host] (製品ライセンスがリモートホストに存在する)オプションを選択し、リストからTalend Cloudサーバーまたは[Cloud - Custom] (クラウド - カスタム)を選択し、(必要であればサーバーURLと)ログイン認証情報を入力します。その後、[Fetch] (フェッチ)をクリックしてライセンスを取得します。
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Talend Studioの前のバージョンからエクスポートされたプロジェクトやプロジェクト項目をインポートするためには、[Set migration token] (移行トークンを設定)をクリックし、ポップアップダイアログボックスに移行トークンを入力します。
移行トークンがまだ存在しない場合は、Talendサポートに連絡してリクエストしてください。
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[Next] (次へ)をクリックします。
Talend Studioのログインウィンドウが表示されます。デフォルトのローカル接続またはリモート接続は、ライセンスの取得方法によって自動的に設定されます。異なる接続で、既存のプロジェクトを選択したり、新しいプロジェクトを作成したり、またはデモプロジェクトをインポートしたり、必要に応じてTalend Studioの以前のバージョンからエクスポートされた既存のプロジェクトをインポートしたりできます。
必要であれば、Talend Cloud Management ConsoleやTalend Administration Centerへのローカル接続やリモート接続を手動で設定することもできます。詳細は、Talend Studioで接続を管理をご覧ください。
ヒント:Talend Studioがリモートサーバーへの接続に失敗すると、ダイアログボックスが表示され、そこで次の処理が可能になります。
- リモートサーバーへの接続を再試行する。
- 接続タイムアウト時間を変更して、再試行回数を増やす。値0は、接続タイムアウトが存在しないことを意味します。
必要に応じて、[Cancel](キャンセル)をクリックしてダイアログボックスを閉じ、接続の詳細を確認します。
無効なレジストリエラーが発生した場合は、<Talend-Studio>/configuration/config.iniファイルに
osgi.nl=en_US
パラメーターを追加し、次のコマンドを実行してTalend Studioを再起動します。<Talend-Studio-executable-file>
には、オペレーティングシステムに対応する実行ファイルが入ります。- Windowsの場合は、コマンドプロンプトから
<Talend-Studio-executable-file> -clean
を実行します。 - Linuxの場合は、ターミナルから
./<Talend-Studio-executable-file> -clean
を実行します。 - MacOSの場合は、コマンドプロンプトから
./<Talend-Studio-executable-file>/Contents/MacOS/Talend-Studio-macosx-cocoa -clean
を実行します。
-clean
パラメーターは一度だけ必要です。実行ファイルを直接実行してTalend Studioを起動する場合は、これを使用しないことをお勧めします。 - [Finish] (終了)をクリックします。
タスクの結果
以上で、プロジェクトや項目の作業を開始できるようになります。
Talend Studioはソースおよびターゲットに接続するため、特定の他社Javaライブラリーまたはデータベースドライバー(.jarファイル)のインストールを必要とします。外部モジュールと呼ばれるこれらのライブラリーまたはドライバーは一部のTalendコンポーネント/一部の接続ウィザードで必要とされる場合があります。ライセンスの制限により、Talend社は特定の外部モジュールをTalend Studioに同梱できない場合があります。詳細は、外部モジュールをインストールをご覧ください。