このプロパティはStandardジョブフレームワークで実行されているtCassandraBulkExecを設定するために使います。
[Standard] (標準)のtCassandraBulkExecコンポーネントは、ビッグデータファミリーとデータベースNoSQLファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで利用できます。
基本設定
[Property type] (プロパティタイプ) |
[Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。 [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。 [Repository] (リポジトリー): プロパティが保存されているリポジトリーファイルを選択します。 |
[DB Version] (DBバージョン) |
使用するCassandraバージョンを選択します。Cassandra 2.0.0はJVM1.7でのみ動作します。 |
[Host] (ホスト) |
Cassandraサーバーのホスト名またはIPアドレス。 |
[Port] (ポート) |
Cassandraサーバーのリスニングポート番号。 |
[Required authentication] (必要な認証) |
このチェックボックスをオンにすると、Cassandra認証の認証情報が提供されます。 |
[Username] (ユーザー名) |
このフィールドにCassandra認証のユーザー名を入力します。 このフィールドは、[Required authentication] (必要な認証)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[Password] (パスワード) |
このフィールドにCassandra認証のパスワードを入力します。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 このフィールドは、[Required authentication] (必要な認証)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。 |
[Use configuration file] (設定ファイルを使う) |
このチェックボックスをオンにし、表示されるフィールドでパスを入力するか、Cassandraのメイン設定ファイルのcassandra.yamlを参照します。 これによりこのコンポーネントにcassandra.yamlの設定をインポートして直接利用できます。これにはSSL暗号化のプロパティなど、多数の詳細Cassandraプロパティを含めることができます。 別のCassandra環境でジョブを実行する必要がある場合は、このフィーチャーによりジョブ間の設定を簡単に切り替えることができます。 このcassandra.yamlの詳細は、Cassandraの設定をご覧ください。 このフィールドは、お使いのデータベースのバージョンがCassandra 3.3.x/3.2.x/3.1.x/3.0.xである場合のみ利用できます。 |
[Keyspace] |
SSTableの書き込み先にキースペースの名前を入力します。 |
[Column family] (カラムファミリー) |
SSTableの書き込み先にカラムファミリーの名前を入力します。 |
[Mapping type] (マッピングタイプ) |
マッピングのタイプをドロップダウンリストから選択します。[manual] (手動)を選択した場合は、[Mapping] (マッピング)フィールドに このフィールドは、お使いのデータベースのバージョンがCassandra 4.x/4.0.xである場合のみ利用できます。 |
[File name] (ファイル名) |
SSTableの書き込み先にファイル名を入力します。 このフィールドは、お使いのデータベースのバージョンがCassandra 4.x/4.0.xである場合のみ利用できます。 |
[SSTable directory] (SSTableディレクトリー) |
CassandraにロードするSSTableのローカルディレクトリーを指定します。SSTableへの完全パスは、指定されたキースペース名とカラムファミリー名が追加されたローカルディレクトリーになります。 たとえば、ローカルディレクトリーを/home/talend/sstable、キースペース名としてtestk、カラムファミリー名としてtestcを指定すると、SSTableへの完全パスは/home/talend/sstable/testk/testc/となります。 このフィールドは、お使いのデータベースのバージョンがCassandra 3.3.x/3.2.x/3.1.x/3.0.xである場合のみ利用できます。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。 変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントはスタンドアロンコンポーネントとして使用できます。 |
制限事項 |
現在、このコンポーネントを実行すると、ジョブ全体が終了します。 |