ジョブをデザインする際、使用するコンポーネントでMapRクラスターのセキュリティ保護方法に応じて認証をセットアップします。
MapRでは、ユーザーを認証し、ユーザーに対してMapRセキュリティチケットを生成する方法として、ユーザー名/パスワードの組み合わせおよびKerberosという2つの方法がサポートされています。
MapRセキュリティのメカニズムの詳細は、MapR security architectureをご覧ください。
MapRクラスターのセキュリティ保護のシナリオは、Getting started with MapR securityをご覧ください。
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MapRクラスターのセキュリティをKerberosのみで保護する場合、Studioのジョブに対して、一般的なHadoop Kerberosの設定のみを行います。
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MapRクラスターのセキュリティをKerberosメカニズムおよびMapRチケットセキュリティのメカニズムの両方で保護する場合は、Studioのジョブに対してこれら両方を設定する必要があります。
MapRチケットのセキュリティメカニズムをStudioで設定する方法は、MapRチケット認証の設定をご覧ください。
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MapRクラスターをMapRチケットのセキュリティメカニズムのみで保護する場合は、MapRチケット認証の設定の説明に従って、Studioのジョブに対してMapR認証のセットアップを行います。
Talendジョブに対するKerberos認証の設定例については、How to use Kerberos in Talend Studio with Big Dataをご覧ください。
この例では、わかりやすく説明するためにClouderaを使用していますが、その手順は一般によく使用されるもので、MapRにも通用します。