手順
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tSAPODPInputコンポーネントをダブルクリックして、 [Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
- 接続設定関連フィールドで、SAPシステムへのアクセスに必要な認証情報を指定します。
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[...]ボタンをクリックしてスキーマダイアログボックスを開き、文字列型のGJAHR、DMSHB、HWAERと、データを取得する日付パターンyyyy-MM-ddの日付型BUDATというの4つのカラムを追加して、スキーマを定義します。
SAPメタデータウィザードを使ってSAPシステムへの接続を作成し、リポジトリーに接続を保存し、使うビジネスコンテンツエクストラクターとそのスキーマを取得し、取得したビジネスコンテンツ抽出ノードをジョブデザインワークスペースにtSAPODPInputコンポーネントとしてドラッグ&ドロップします。接続設定とスキーマが自動的に入力されます。詳細については、SAPメタデータの一元管理の関連説明をご覧ください。
- [Service name] (サービス名)フィールドに、使うオペレーショナルデルタキューの名前を入力します。この例では0FI_GL_14です。
- [Subscriber name] (サブスクライバー名)フィールドと[Subscriber process name] (サブスクライバープロセス名)フィールドに、使うサブスクライバーとサブスクライバープロセスの名前を入力します。この例ではGCLAUSSNとGCLAUSSN_FIGL14です。
- SAPシステムから全データを取得するには、[Execute a full extraction] (フル抽出の実行)チェックボックスをオンにします。
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[Selection Group] (選択グループ)テーブルの下にある[+]ボタンをクリックして、取得するデータのフィルタリングに必要な数のフィルターを追加し、各フィルターを指定します。
この例では、BUDAT値が1995-05-01と1995-05-31の間に設定され、1995-05-22に等しくないレコードだけが取得されるので、次の2つのフィルターが追加されます。
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カラムBUDATに1つのフィルターが設定され、記号Include、演算子Between、低い値19950501と高い値19950530が設定されます。これにより、BUDAT値が1995-05-01と1995-05-31の間に設定されているレコードがフィルターされます。
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さらに、別のフィルターがカラムBUDATに設定され、記号Exclude、演算子Equal、値19950522が設定されます。これにより、BUDAT値が1995-05-22に等しいレコードが除外されます。
フィルターの定義に使えるカラムを確認するには、SAP GUIでトランザクションRSA2を開始し、0FI_GL_14のすべてのフィールド定義を表示します。[Selection Poss.] (選択位置)チェックボックスがオンになっているフィールドのみが、フィルターの定義に使えます。
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- tFileOutputDelimitedコンポーネントをダブルクリックして、[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
- [File Name] (ファイル名)フィールドで、取得されたデータが書き込まれるファイルへのパスを指定します(この例ではD:/tsapodpinput_out.csv)。