ODPを介してSAPからデータを取得するためのジョブを設定 - Cloud - 8.0

SAP

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > ビジネスアプリケーション > SAP
データガバナンス > サードパーティーシステム > ビジネスアプリケーション > SAP
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > ビジネスアプリケーション > SAP
Last publication date
2024-03-07

手順

  1. tSAPODPInputコンポーネントをダブルクリックして、 [Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
  2. 接続設定関連フィールドで、SAPシステムへのアクセスに必要な認証情報を指定します。
  3. [...]ボタンをクリックしてスキーマダイアログボックスを開き、文字列型のGJAHRDMSHBHWAERと、データを取得する日付パターンyyyy-MM-ddの日付型BUDATというの4つのカラムを追加して、スキーマを定義します。

    SAPメタデータウィザードを使ってSAPシステムへの接続を作成し、リポジトリーに接続を保存し、使うビジネスコンテンツエクストラクターとそのスキーマを取得し、取得したビジネスコンテンツ抽出ノードをジョブデザインワークスペースにtSAPODPInputコンポーネントとしてドラッグ&ドロップします。接続設定とスキーマが自動的に入力されます。詳細については、SAPメタデータの一元管理の関連説明をご覧ください。

  4. [Service name] (サービス名)フィールドに、使うオペレーショナルデルタキューの名前を入力します。この例では0FI_GL_14です。
  5. [Subscriber name] (サブスクライバー名)フィールドと[Subscriber process name] (サブスクライバープロセス名)フィールドに、使うサブスクライバーとサブスクライバープロセスの名前を入力します。この例ではGCLAUSSNGCLAUSSN_FIGL14です。
  6. SAPシステムから全データを取得するには、[Execute a full extraction] (フル抽出の実行)チェックボックスをオンにします。
  7. [Selection Group] (選択グループ)テーブルの下にある[+]ボタンをクリックして、取得するデータのフィルタリングに必要な数のフィルターを追加し、各フィルターを指定します。

    この例では、BUDAT値が1995-05-011995-05-31の間に設定され、1995-05-22に等しくないレコードだけが取得されるので、次の2つのフィルターが追加されます。

    • カラムBUDATに1つのフィルターが設定され、記号Include、演算子Between、低い値19950501と高い値19950530が設定されます。これにより、BUDAT値が1995-05-011995-05-31の間に設定されているレコードがフィルターされます。

    • さらに、別のフィルターがカラムBUDATに設定され、記号Exclude、演算子Equal、値19950522が設定されます。これにより、BUDAT値が1995-05-22に等しいレコードが除外されます。

    フィルターの定義に使えるカラムを確認するには、SAP GUIでトランザクションRSA2を開始し、0FI_GL_14のすべてのフィールド定義を表示します。[Selection Poss.] (選択位置)チェックボックスがオンになっているフィールドのみが、フィルターの定義に使えます。

  8. tFileOutputDelimitedコンポーネントをダブルクリックして、[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
  9. [File Name] (ファイル名)フィールドで、取得されたデータが書き込まれるファイルへのパスを指定します(この例ではD:/tsapodpinput_out.csv)。