Talend Studioでは、カスタムルーチンJARを作成し、ジョブとジョブレットにカスタムルーチンJAR依存項目を設定できます。
カスタムルーチンJARでは、複数のユーザールーチンを依存項目ごと単一アーカイブにパッケージできます。ジョブとジョブレットにカスタムルーチンJAR依存項目を設定すると、ジョブとジョブレットのコード依存項目がより明示的になり、依存項目の競合を防げます。
このタスクについて
カスタムルーチンJARを作成する方法:
手順
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[Repository] (リポジトリー)ツリービューでを右クリックして、コンテキストメニューから[Create Routine Jar] (Beanルーチンを作成)を選択します。
[New Routine Jar] (新規ルーチンJar)ダイアログボックスが表示されます。
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[Name] (名前)、[Purpose] (目的)(オプション)、[Description] (説明)(オプション)などの一般的なプロパティを入力します。
[Description] (説明)フィールドに入力した情報は、[Repository] (リポジトリー)ツリービュー内のカスタムルーチンJARにマウスポインターを移動するとツールチップとして表示されます。
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[Finish] (終了)をクリックし、新しいカスタムルーチンJARを保存します。
新しく追加されたカスタムルーチンJARは
[Custom Routine Jars] (カスタムルーチンJar)ノードの下に表示されます。
新しいカスタムルーチンjarを右クリックし、コンテキストメニューから[Create Routine] (ルーチンを作成)を選択すると、内部ルーチンを作成してそれらを新しいカスタムルーチンJAR内に追加できます。詳細は、ユーザールーチンの作成をご覧ください。
グローバルユーザールーチンを右クリックし、コンテキストメニューから[Copy Routine to...] (タスクのコピー先...)を選択すると、カスタムルーチンJAR内にどの既存のグローバルユーザールーチンでも追加できます。
注: グローバルユーザールーチンはカスタムルーチンJAR内にコピーされた後も、グローバルとして保持されます。
Talendが提供する8.0 R2023-01以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合は、カスタムルーチンJARか内部ルーチンを右クリックし、コンテキストメニューから[Edit properties] (プロパティを編集)を選択すれば、表示されたダイアログボックスで名前を編集できます。