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Talend Cloud経由でTalend Studioを起動してログイン

Talendが提供する8.0 R2022-09以降のTalend Studioマンスリーアップデートがインストールされており、Talend Cloudで作業している場合は、Talend Cloud経由でTalend Studioを起動してログインできます。

情報メモ注: 現在のところ、ARM64によるLinuxの場合、Talend Cloud経由のTalend Studioへのログインはサポートされていません。

始める前に

  • 事前定義済みの[Integration Developer] (統合開発者)ロールが与えられており、Talend Management Consoleからライセンスをフェッチできること。

  • Talend Cloudへの接続時に自分のリージョンを手動で選択しなくてもいいように、Talend Cloudのデフォルトリージョンを設定できます。お使いのオペレーティングシステムに応じて、Talend Studioインストールディレクトリー下にある目的の.iniファイルに-Dtalend.tmc.datacenter=<region>というパラメーターを追加します。<region>にはリージョンの略語が入り、これはTalend Cloud URLで確認できます。たとえばapはアジア太平洋リージョンを、us-westは米国西部リージョンを表します。詳細は、Talend CloudのリージョンとURLをご覧ください。

手順

  1. Talend Studioのインストールディレクトリーに移動します。
    Talend Studioインストールディレクトリーには、数種のプラットフォーム(Windows、Linux、Mac OS)用のバイナリが含まれています。
  2. Rocky Linux 8.5で作業していない場合はオペレーティングシステムに応じた実行ファイルをダブルクリックします。
    オペレーティングシステムと対応する実行ファイル
    オペレーティングシステム 実行ファイル

    Windows

    Talend-Studio-win-x86_64.exe

    Linux (x86)

    Talend-Studio-linux-gtk-x86_64

    MacOS (x86)

    Talend-Studio-macosx-cocoa.app

    MacOS (ARM)

    Talend-Studio-macosx-cocoa-aarch64.app

    MacOSをお使いの場合は、zipアーカイブファイルを使ってTalend Studioを手動でインストールすると、Talend Studioを初めて起動する際に次のいずれかのメッセージが表示されることがあります。この問題を解決するためには、ターミナルを開き、Talend Studioのトップディレクトリーの上部ディレクトリーに移動し、xattr -d com.apple.quarantine <Talend-Studio>/*というコマンド(<Talend-Studio>Talend Studioのルートフォルダー名)を実行した後、Talend Studioを再起動します。

    起動時のTalend Studioエラーメッセージ
  3. Rocky Linux 8.5で作業している場合、次の手順に従います。
    1. Talend Studioインストールディレクトリーの下でstart.shファイルを作成し、お使いのPCのプロセッサーに対応する次の内容をこのファイルに追加して編集します。<Talend-Studio-executable-file-name>にはTalend Studioの実行ファイル名が入ります。
      #!/bin/sh
      export GDK_BACKEND=x11
      ./<Talend-Studio-executable-file-name>
    2. ターミナルを開きます。
    3. chmod +x start.shコマンドを実行します。
    4. ./start.shコマンドを実行します。
  4. Talend Studioを初めて起動する場合は、[User License Agreement] (ユーザーライセンス契約)ダイアログボックスが開いたら、エンドユーザーライセンス契約の条項を読んで同意します。
  5. 開いたダイアログボックスで[Esit settings] (設定を編集)をクリックし、[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスで別のワークスペースに切り替えて、必要であればネットワーク設定を行います。
  6. [Log in with Talend Cloud] (Talend Cloudでログイン)をクリックします。
    Talend StudioでのTalend Cloudログインウィザード

    Talend Cloudのログインページにリダイレクトされます。

  7. Talend Cloudのログインページから、必要に応じてSSOか通常の方法でTalend Cloudにログインし、ポップアップダイアログボックスで[Open Talend_Sign_On_Tool] (Talend_Sign_On_Toolを開く)をクリックします。

    Talend Cloudへのログインの詳細は、Talend Management Consoleにログインをご覧ください。

    Talend StudioからのTalend Cloud SSOログインウィザード
  8. Talend Studioインスタンスに切り替えます。

    アップデートリポジトリーにログインする[Authentication] (認証)ダイアログボックスが表示されたら、アップデートリポジトリーのユーザー名とパスワードを入力してOKをクリックします。詳細は、Talend Studioでのアップデートリポジトリーの基本認証をご覧ください。

    必要であれば、[Switch sign in] (サインインを切り替え)をクリックし、ログインモードを選択できる段階まで戻るか、をクリックし、開いたダイアログボックスで他のワークスペースに切り替えます。

  9. 作業したいブランチとプロジェクトを選択し、[Open] (開く)をクリックします。

タスクの結果

以上で、プロジェクトや項目の作業を開始できるようになります。

Talend Studioにデフォルトでは同梱されていない機能を使用したい場合は、機能マネージャーウィザードを使ってインストールする必要があります。詳細は、Talend Studioで機能を管理をご覧ください。

Talend Studioはソースおよびターゲットに接続するため、特定の他社Javaライブラリーまたはデータベースドライバー(.jarファイル)のインストールを必要とします。外部モジュールと呼ばれるこれらのライブラリーまたはドライバーは一部のTalendコンポーネント/一部の接続ウィザードで必要とされる場合があります。ライセンスの制限により、Talend社は特定の外部モジュールをTalend Studioに同梱できない場合があります。詳細は、外部モジュールをインストールをご覧ください。

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