従来のモードでTalend Studioを起動 - Cloud - 8.0

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2023-10-03
Talend Studioを従来のモードで起動したい場合は、以下の手順に従います。

始める前に

対象製品:

Cloud API Services Platform

Cloud Big Data

Cloud Big Data Platform

Cloud Data Fabric

Cloud Data Integration

Cloud Data Management Platform

Data Fabric

事前定義済みの[Integration Developer] (統合開発者)ロールが与えられており、Talend Cloud Management Consoleからライセンスをフェッチできること。

手順

  1. Talend Studioのインストールディレクトリーに移動します。
    Talend Studioインストールディレクトリーには、数種のプラットフォーム(Windows、Linux、Mac OS)用のバイナリが含まれています。
  2. Rocky Linux 8.5で作業していない場合はオペレーティングシステムに応じた実行ファイルをダブルクリックします。
    オペレーティングシステム 実行ファイル

    Windows

    Talend-Studio-win-x86_64.exe

    Linux (x86)

    Talend-Studio-linux-gtk-x86_64

    Linux (ARM)

    Talend-Studio-gtk-aarch64

    MacOS (x86)

    Talend-Studio-macosx-cocoa.app

    MacOS (ARM)

    Talend-Studio-macosx-cocoa-aarch64.app

    MacOSをお使いの場合は、zipアーカイブファイルを使ってTalend Studioを手動でインストールすると、Talend Studioを初めて起動する際に次のいずれかのメッセージが表示されることがあります。この問題を解決するためには、ターミナルを開き、Talend Studioのトップディレクトリーの上部ディレクトリーに移動し、xattr -d com.apple.quarantine <Talend-Studio>/*というコマンド(<Talend-Studio>Talend Studioのルートフォルダー名)を実行した後、Talend Studioを再起動します。

  3. Rocky Linux 8.5で作業している場合、次の手順に従います。
    1. Talend Studioインストールディレクトリーの下でstart.shファイルを作成し、お使いのPCのプロセッサーに対応する次の内容をこのファイルに追加して編集します。<Talend-Studio-executable-file-name>にはTalend Studioの実行ファイル名が入ります。
      #!/bin/sh
      export GDK_BACKEND=x11
      ./<Talend-Studio-executable-file-name>
    2. ターミナルを開きます。
    3. chmod +x start.shコマンドを実行します。
    4. ./start.shコマンドを実行します。
  4. Talend Studioを初めて起動する場合は、[User License Agreement] (ユーザーライセンス契約)ダイアログボックスが開いたら、エンドユーザーライセンス契約の条項を読んで同意します。
  5. Talendが提供する8.0 R2022-09以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合は、開いたダイアログボックスで[Other login mode] (他のログインモード)をクリックします。
  6. 開いたダイアログボックスで次のいずれかのアクションを実行し、[Next] (次へ)をクリックします。

      対象製品:

      Cloud API Services Platform

      Cloud Big Data

      Cloud Big Data Platform

      Cloud Data Fabric

      Cloud Data Integration

      Cloud Data Management Platform

      Data Fabric

    • Talend Cloud Management Consoleでライセンスが設定されており、このライセンスを取得したい場合は、[My product license is on a remote host] (製品ライセンスがリモートホストに存在する)オプションを選択し、リストからTalend Cloudサーバーまたは[Cloud - Custom] (クラウド - カスタム)を選択し、(必要であればサーバーURLと)ログイン認証情報を入力します。その後、[Fetch] (フェッチ)をクリックしてライセンスを取得します。

      ログイン名の確認やパーソナルアクセストークンの生成は、Talend Cloud内の[Profile Preferences] (プロファイル環境設定)で行います。詳細は、パーソナルアクセストークンを生成をご覧ください。

    • 対象製品:

      Big Data

      Big Data Platform

      Data Fabric

      Data Integration

      Data Management Platform

      Data Services Platform

      ESB

      MDM Platform

      Real-Time Big Data Platform

    • Talend Administration Centerでライセンスが設定されており、このライセンスを取得したい場合は、[My product license is on a remote host] (製品ライセンスがリモートホストに存在する)オプションを選択し、リストから[Server URL] (サーバーURL)を選択し、サーバーURLとログイン認証情報を入力します。その後、[Fetch] (フェッチ)をクリックしてライセンスを取得します。
    • ライセンスがローカルファイルシステムに存在する場合は、[My product license is on the local file system] (製品ライセンスがローカルファイルシステムに存在する)オプションを選択し、ライセンスファイルを参照して選択します。
    ヒント:
    • プロキシサーバーの背後で動作しているリモートホストからライセンスを取得したい場合は、[Network settings] (ネットワーク設定)をクリックし、開いた[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスでプロキシ設定を構成します。
    • HTTPを使用するTalend Cloud Management ConsoleTalend Administration Centerへの接続で認証が必要となるプロキシを使っており、407 proxy authorization requiredというエラーメッセージが表示される場合は、オペレーティングシステムに対応する.iniファイルに-Djdk.http.auth.tunneling.disabledSchemesというパラメーターを空の値と共に追加し、Talend Studioを再起動します。
  7. Talend Studioの前のバージョンからエクスポートされたプロジェクトやプロジェクト項目をインポートするためには、[Set migration token] (移行トークンを設定)をクリックし、ポップアップダイアログボックスに移行トークンを入力します。
    移行トークンがまだ存在しない場合は、Talendサポートに連絡してリクエストしてください。
  8. [Next] (次へ)をクリックします。

    アップデートリポジトリーにログインする[Authentication] (認証)ダイアログボックスが表示されたら、アップデートリポジトリーのユーザー名とパスワードを入力してOKをクリックします。詳細は、Talend Studioでのアップデートリポジトリーの基本認証をご覧ください。

    Talend Studioのログインウィンドウが表示されます。デフォルトのローカル接続またはリモート接続は、ライセンスの取得方法によって自動的に設定されます。異なる接続で、既存のプロジェクトを選択したり、新しいプロジェクトを作成したり、またはデモプロジェクトをインポートしたり、必要に応じてTalend Studioの以前のバージョンからエクスポートされた既存のプロジェクトをインポートしたりできます。

    必要であれば、Talend Cloud Management ConsoleTalend Administration Centerへのローカル接続やリモート接続を手動で設定することもできます。詳細は、Talend Studioで接続を管理をご覧ください。

    Talendが提供する8.0 R2022-09以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合は、必要に応じて[Switch sign in] (サインインを切り替え)をクリックし、ログインモードを選択できるところまで戻ります。

    ヒント:

    Talend Studioがリモートサーバーへの接続に失敗すると、ダイアログボックスが表示され、そこで次の処理が可能になります。

    • リモートサーバーへの接続を再試行する。
    • 接続タイムアウト時間を変更して、再試行回数を増やす。値0は、接続タイムアウトが存在しないことを意味します。

    必要に応じて、[Cancel](キャンセル)をクリックしてダイアログボックスを閉じ、接続の詳細を確認します。

    無効なレジストリエラーが発生した場合は、<Talend-Studio>/configuration/config.iniファイルにosgi.nl=en_USパラメーターを追加し、次のコマンドを実行してTalend Studioを再起動します。<Talend-Studio-executable-file>には、オペレーティングシステムに対応する実行ファイルが入ります。

    • Windowsの場合は、コマンドプロンプトから<Talend-Studio-executable-file> -cleanを実行します。
    • Linuxの場合は、ターミナルから./<Talend-Studio-executable-file> -cleanを実行します。
    • MacOSの場合は、コマンドプロンプトから./<Talend-Studio-executable-file>/Contents/MacOS/Talend-Studio-macosx-cocoa -cleanを実行します。

    -cleanパラメーターは一度だけ必要です。実行ファイルを直接実行してTalend Studioを起動する場合は、これを使用しないことをお勧めします。

  9. [Open] (開く)をクリックします。

タスクの結果

以上で、プロジェクトや項目の作業を開始できるようになります。

Talend Studioにデフォルトでは同梱されていない機能を使用したい場合は、機能マネージャーウィザードを使ってインストールする必要があります。詳細は、Talend Studioで機能を管理をご覧ください。

Talend Studioはソースおよびターゲットに接続するため、特定の他社Javaライブラリーまたはデータベースドライバー(.jarファイル)のインストールを必要とします。外部モジュールと呼ばれるこれらのライブラリーまたはドライバーは一部のTalendコンポーネント/一部の接続ウィザードで必要とされる場合があります。ライセンスの制限により、Talend社は特定の外部モジュールをTalend Studioに同梱できない場合があります。詳細は、外部モジュールをインストールをご覧ください。