tHashOutputの標準プロパティ - Cloud - 8.0

Technical

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Open Studio for Big Data
Talend Open Studio for Data Integration
Talend Open Studio for Data Quality
Talend Open Studio for ESB
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > テクニカルコンポーネント
データガバナンス > サードパーティーシステム > テクニカルコンポーネント
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > テクニカルコンポーネント
Last publication date
2023-10-18

このプロパティはStandardジョブフレームワークで実行されているtHashOutputを設定するために使います。

[Standard] (標準) tHashOutputコンポーネントは、テクニカルファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは、組み込みまたはリポジトリーにリモートで保管されます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーのコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

ジョブで接続された前のコンポーネントからスキーマを取得するには、[Sync columns] (カラムを同期)をクリックします。

このコンポーネントはダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、ダイナミックスキーマをご覧ください。

ダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得するしくみになっており、その他の目的には使用しないことをお勧めします。テーブルの作成には推奨しません。

 

[Built-in] (組み込み): スキーマが作成され、このコンポーネント専用にローカルに保存されます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは既に存在し、リポジトリーに保存されています。したがって、再利用できます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

Link with a tHashOutput (tHashOutputとのリンク)

このチェックボックスをオンにして、tHashOutputコンポーネントに接続します。

注:

このように複数のtHashOutputコンポーネントがリンクされている場合、それらすべてによってキャッシュにロードされたデータは、それらのいずれかにリンクされているtHashInputコンポーネントによって読み取ることができます。

[Component list] (コンポーネントリスト)

使用可能なtHashOutputコンポーネントのドロップダウンリスト。

[Data write model] (データ書き込みモデル)

使用可能なデータ書き込みモードのドロップダウンリスト。

[Keys management] (キーマネジメント)

使用可能なキーマネジメントモードのドロップダウンリスト。

  • [Keep all] (すべて保持): 受信したすべてのデータをキャッシュメモリに書き込みます。

  • [Keep first] (最初を保持): 受信した複数のレコードが同じキー値を持つ場合、最初のレコードのみをキャッシュメモリに書き込みます。

[Append] (追加)

デフォルトで選択されているこのオプションは、同じサブジョブに反復子が存在する場合にメモリにデータを追加するように設計されています。このオプションが選択されていない場合、tHashOutputはデータをロードする前にメモリをクリアします。

注:

[Link with a tHashOutput] (tHashOutputとのリンク)が選択されている場合、このチェックボックスは非表示になりますが、常に有効になっています。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントはキャッシュメモリにデータを書き込みます。また、tHashInputと密接に関連しています 。これらのツインコンポーネントを併用すると、データに高速にアクセスして、大量のデータを伴うトランザクションを迅速に処理できます。