Talend Studioの実行時および起動時のパフォーマンスが向上するよう、.iniファイルのメモリ設定を編集できます。
デフォルトでは、.iniファイルでは次のようにJVMパラメーターが設定されています。
-vmargs
-Xms64m
-Xmx768m
-XX:MaxPermSize=512m
-Dfile.encoding=UTF-8
注: .ini設定ファイルの構成が影響するのはTalend Studioのパフォーマンスのみで、ジョブの実行自体には影響しません。
手順
システムメモリのあり用性に応じてメモリ属性を編集します。例:
-vmargs -Xms512m -Xmx1536m -XX:MaxMetaspaceSize=512m
ヒント: 大きなプロジェクトでは、Xmxを
4096m
に増やす必要があります。詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/java/hotspotfaq-138619.htmlをご覧ください。
例
64ビットシステムでメモリが8GBの場合、最適な設定は次のようになります:
-vmargs
-Xms1024m
-Xmx4096m
-XX:MaxPermSize=512m
-Dfile.encoding=UTF-8