次の表は、お使いの許可リストに追加する地域を問わないURLと、Talend製品で使用される最も重要なTCP/IPポートをまとめたものです。
ファイアウォールの設定がこれらのポートと互換性があることをご確認ください。必要であれば、デフォルトのポートも変更してください。
非標準ポート(つまり443と80以外のポート)は常にローカルネットワークに接続され、リモートのクラウドシステムに接続されることはありません。
対象製品:
Cloud API Services Platform
Cloud Big Data
Cloud Big Data Platform
Cloud Data Fabric
Cloud Data Integration
Cloud Data Management Platform
Remote Engineで使用されるURL
これらのURLのポート値は443です。
そのURLのトラフィックはアウトバウンドです。
この中央リージョンは通常のデータセンターのリージョンとは異なります。メタデータと、エンジンおよびタスク実行のパフォーマンスに関するメトリックスだけが中央リージョンに送信されます。プライバシー情報は送信されません。
URL | 使用元 | [Purpose] (目的) | 要件レベル |
---|---|---|---|
|
Remote Engine | Talend Cloud Management Consoleにジョブメトリクスを送信するために使用 | 必須の有無 |
追加されるその他のURL
URL | ポート | 使用方法 | 要件レベル |
---|---|---|---|
ⓘ 対象製品: Cloud API Services Platform Cloud Big Data Cloud Big Data Platform Cloud Data Fabric Cloud Data Integration Cloud Data Management Platform |
443 | Talend Studioの機能パッケージとマンスリーアップデートをダウンロードします。 | プロキシリポジトリーを使用することも公式リポジトリーをホストすることもなく、Talend Studioからアップデートを直接取得する場合に必要です。 |
ⓘ 対象製品: Cloud API Services Platform Cloud Big Data Cloud Big Data Platform Cloud Data Fabric Cloud Data Integration Cloud Data Management Platform |
443 | Talend Studioのソースやターゲットに接続するために外部モジュール(サードパーティーのJavaライブラリーまたはデータベースドライバー)をダウンロードします。このURLは、Talend Administration CenterからTalend Studioのアップデートをダウンロードする時にも使われます。 | 外部モジュールがプロキシリポジトリーを使用せずにTalend Studioから直接取得される場合、またはTalend StudioアップデートがTalend Administration Centerから取得される場合に必要です。 |
www.talend.com | 443 | Talend Studioからの使用統計をテストして送信します。 | 推奨 |
community.talend.com | 443 | ユーザーアクション用(Talend StudioでのCommunityリンクのクリックなど) | 推奨 |
help.talend.com | 443 | ユーザーアクション用(Talend Studioでのヘルプリンクのクリックなど) | 推奨 |
ⓘ 対象製品: Cloud API Services Platform Cloud Data Fabric |
8082 | ESB Runtime機能イントーラー - Talendアーティファクトリポジトリーアクセス | 必須の有無 |
ポート情報
-
[Port] (ポート): TCP/IPポートまたはポートの範囲。
-
[Active] (アクティブ): 製品の標準インストールに対してアクティブ(ここで言う標準インストールとはTalend Installerを使用して[Server] (サーバー)または[Client] (クライアント)としてInstaller User Interfaceで提供されるデフォルト値を指定したインストールと定義されます)。
-
[Direction] (方向): [In] (インバウンド)と[Out] (アウトバウンド)は、ポートとそれを使って通信するサービスやCFXルートの間のリクエストの方向を指します。たとえば、サービスがポート9080でHTTPリクエストをリスンしている場合は、インバウンドポートです。その他のサービスがそこでリクエストを実行しているからです。ただし、サービスが特定のポートで別のサービスを呼び出す場合は、アウトバウンドポートです。
-
[Usage] (使用): このポートを使用しているTalendモジュールの部分。たとえば、1099は Talend RuntimeのJMX Monitoringコンポーネントで使われています。
-
[Configuration file] (設定ファイル): 値を変更できるファイルまたは場所。
-
[Note] (備考): 追加で説明する重要事項。
対象製品:
Cloud API Services Platform
Cloud Big Data
Cloud Big Data Platform
Cloud Data Fabric
Cloud Data Integration
Cloud Data Management Platform
Talend Studioのポート
ポート | 方向 | 使用方法 | 設定ファイル |
---|---|---|---|
8090 アクティブ: N |
IN | Talend Studio - tESBProviderRequest (SOAPデータサーバー)およびtRESTRequest (RESTデータサービスのデフォルトポート) | REST: 環境設定/ Talend / ESB SOAP: tESBProviderRequestコンポーネントの詳細 |
対象製品:
Cloud API Services Platform
Cloud Big Data
Cloud Big Data Platform
Cloud Data Fabric
Cloud Data Integration
Cloud Data Management Platform
Talend Remote Engineのポート
これらのポートは、Talend Studioのリモート実行機能を使用する場合のみ開くようにしてください。
ポート | 方向 | 使用方法 | 設定ファイル |
---|---|---|---|
8003 アクティブ: Y |
IN | Talend Remote Engine - コマンドポート | org.talend.remote.jobserver.server. cfg |
8004 アクティブ: Y |
IN | Talend Remote Engine - ファイル転送ポート | org.talend.remote.jobserver.server. cfg |
8891 アクティブ: Y |
IN | Talend Remote Engine - 監視ポート | org.talend.remote.jobserver.server. cfg |
8558 アクティブ: Y |
IN | Talend Remote Engine - プロセスメッセージポート | org.talend.remote.jobserver.server. cfg |
Remote Engine Gen2ポート
ポート | 方向 | 使用方法 | 設定ファイル |
---|---|---|---|
8080 アクティブ: Y |
IN | Remote Engine Gen2 - HTTPを使用する場合のデータAPIポート | default/.envにあるDATASET_API_SHARING_EXTERNAL_PORT 変数 |
8443 アクティブ: Y |
IN | Remote Engine Gen2 - HTTPを使用するよう設定する場合のデータAPIポート | default/.envにあるDATASET_API_SHARING_EXTERNAL_PORT_SSL 変数。APIを保護をご覧ください。 |