マッピングに関する追加情報
Data mappingプロセッサーを使えば、入力スキーマフィールドと出力スキーマフィールドをマッピングできます。フィールドを一緒にマッピングする場合は、次のルールが適用されます。
- 自動マッピングは、データマッピングを初めて開いた時、またはマッピングがまだ行われていない時にデータマッピングを開いた後に実行されます。
- マッピングされていない入力フィールドは無視され、出力スキーマに表示されません。
例: 入力スキーマにfirst_name、last_name、email、phoneというフィールドが、出力スキーマにfirstname、lastname、address、phoneというフィールドがあるとします。
first_nameをfirstnameで、last_nameをlastnameで、phoneをphoneでマッピングすると、出力スキーマにfirstname、lastname、address、phoneというフィールドが含まれるようになります。マッピングされていないemailフィールドは無視されます。addressという出力カラムは空になります。
- データ型がそれぞれ異なる入力フィールドと出力フィールドをマッピングすると、エラーが発生することがあります。その場合は、自動変換によって入力フィールドが出力フィールドの型にキャストされます。
- 必須の出力フィールドがマッピングされていなければ、ほとんどの場合エラーになります。パイプラインの実行は可能ですが、データが損失したりエラーがさらに発生する可能性があるため、事前にマッピングを修正しておくことをお勧めします。
- マッピングされた入力フィールドの値は、データベースで設定されている操作(挿入、アップデート、削除)に従って、対応する出力フィールドに追加されます。
例: パイプラインのデスティネーションで[Insert] (挿入)アクションを選択し、入力フィールドでありAliceとJohnという値が含まれているfirstnameが、出力フィールドでありWillとAlimaという値が含まれているfirst_nameとマッピングされた場合、マッピング後の出力フィールドはこれらすべての値(Alice、John、Will、Alima)が含まれるようになります。これは挿入に相当します。
- フィールドのマッピング時にはスキーマの変更は行われません。そのため、入力フィールドがマッピングされた時はマッピングされた出力フィールドの名前が入力フィールドの名前よりも優先されます。
例: 入力フィールドであるfirstnameを出力フィールドであるfirst_nameとマッピングすると、マッピングされた出力フィールドの名前はfirst_nameとなります。
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