設定ファイルを使ってRemote Engineをペアリング - Cloud

Talend Remote Engineユーザーガイド (Linux)

Version
Cloud
Language
日本語
Operating system
Linux
Product
Talend Cloud
Module
Talend Remote Engine
Content
インストールとアップグレード
ジョブデザインと開発
Last publication date
2023-12-08

ローカルマシンのRemote Engine設定を構成して、Remote Engineとペアリングします。

インストーラーを使ってRemote Engineをインストールし、インストールプロセスでRemote Engineを既に定義している場合、設定ファイルは既にセットアップされています。このセクションは無視して構いません。

始める前に

  • Remote Engineをインストール済みであること。
  • Talend Cloud Management ConsoleでRemote Engineを作成済みであること。

手順

  1. Talend Cloud Management Consoleを開きます。
  2. [Processing] (処理中)ページを開き、[Engines] (エンジン)タブをクリックします。
  3. [Environment] (環境)ドロップダウンリストで、エンジンの環境を選択します。
    また、検索ボックスやフィルターオプションを使ってリストをフィルタリングすることもできます。
  4. エンジンリストで、ペアリングするリモートエンジンをクリックし、そのエンジンの詳細ブレードを開きます。
  5. [Installation] (インストール)をクリックします。
  6. [Remote Engine key] (Remote Engineキー)フィールドから、事前認証キーをコピーします。
    この事前承認キーは、Remote Engineの設定でRemote Engineのペアリングキーとして使用されます。
  7. Remote Engineが起動している場合は、<RemoteEngineInstallationDirectory>/binフォルダー内の stopファイルを実行して停止します。
  8. <RemoteEngineInstallationDirectory>/etc/preauthorized.key.cfgを開きます。
  9. パラメーターを編集します。
    remote.engine.pre.authorized.key
    事前承認済みキーを貼り付けます。この事前承認キーはリモートエンジンのペアリングキーです。
    remote.engine.name
    Remote Engineの名前を入力します。
    remote.engine.description
    Remote Engineの説明を入力します。
  10. ファイルを保存します。
  11. お使いのマシンでTalend Remote Engineコンソールを起動(trun )します。
  12. listと入力してEnterキーを押します。
    すべてのバンドルは[Active] (アクティブ)ステータスになります。

タスクの結果

Remote Engineがアカウントとペアリングされ、ステータスがTalend Cloud Management Console上の[Paired] (ペアリング済み)に変更されました。

Remote Engineによるタスクを実行ランタイムとして実行する場合は、エンジンが置かれているワークスペースにの右側に[Execute] (実行)があることをご確認ください。

トラブルシューティング:
エンジンのKarafログに次のようなエラーメッセージが表示された場合は、エンジンのペアリングが失敗していることを意味します。
Error setting property: PropertyDescriptor <name: cleanInterval, getter: null, setter: [class org.talend.ipaas.rt.deployment.agent.impl.KarafDataMavenCleaner.setCleanInterval(long)]
このエラーは、<RemoteEngineInstallationDirectory>/etc/org.talend.ipaas.rt.deployment.agent.cfgファイルのlocal.maven.clean.interval.daysパラメーター行の末尾にある空白が原因で発生します。
  • local.maven.clean.interval.daysパラメーターは、エンジンで使用されていないアーティファクトの自動クリーンアップを制御します。Remote Engineの回復力設定の詳細については、アーティファクトのクリーンアップを自動化をご覧ください。

この問題を解決するためには、local.maven.clean.interval.daysパラメーター行の末尾にある空白を削除してください。