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tSAPHanaUnloadプロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSAPHanaUnloadを設定するために使われます。

標準tSAPHanaUnloadコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)
[Built-In] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。続くデータベース接続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。
[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

[Host] (ホスト) データベースサーバーのIPアドレスまたはホスト名を入力します。
[Port] (ポート) データベースサーバーのリスニングポート番号を入力します。
[Database Schema] (データベーススキーマ) データベーススキーマの名前を入力します。
[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード) データベースユーザー認証データを入力します。

パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。

[Table] (テーブル) データが読み取られるテーブルの名前を入力します。
[Export Location on the SAP HANA host] (SAP HANAホスト上のエクスポートロケーション) SAP HANAサーバーのエクスポートされたデータを保存するパスを入力します。

詳細設定

[Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター)

作成する接続の追加のJDBCプロパティを指定します。プロパティはアンパサンド(&)で区切られ、各プロパティはキー-値ペアです。たとえば、ssl=true & sslfactory=com.amazon.redshift.ssl.NonValidatingFactoryになります。これは、SSLを使用して接続が作成されることを意味します。

[Replace the previous exported data] (以前にエクスポートしたデータを置換する) 以前にエクスポートしたデータを新しいバージョンに置き換える場合は、チェックボックスをオンにします。
[Export database catalog only] (データベースカタログのみエクスポート) データベースカタログのみをエクスポートする場合は、チェックボックスをオンにします。
[Do not export underlying dependencies of an export object] (エクスポートオブジェクトの基礎となる依存項目はエクスポートしない) エクスポートオブジェクトの基本的な依存項目をエクスポートから確実に除外するには、チェックボックスをオンにします。
[Export no statistics] (統計はエクスポートしない) データ統計オブジェクトのエクスポートを除外する場合は、チェックボックスをオンにします。
[Data & metadata for data statistics objects are exported] (データ統計オブジェクトのデータとメタデータがエクスポートされます) データ統計オブジェクトのすべてのデータとメタデータをエクスポートするには、チェックボックスをオンにします。
[Strips attributes that can be reconstructed at input time from the export data] (入力時に再構築できる属性をエクスポートデータから削除する) チェックボックスをオンにして属性を削除すると、エクスポートファイルのサイズを小さくできる場合があります。
[Obfuscate CSV exported data] (CSVにエクスポートされたデータを難読化する) このオプションをオンにすると、データベースエクスポートのストラクチャーの文字列データが認識できなくなったり、解釈が困難になったりします。
[Optional seed (at least 8 to 10 characters)] (オプションのシード(8から10文字以上)) データ内のスクランブルする文字を指定します。
[Thread size] (スレッドのサイズ) 同時エクスポートに使うプロセススレッドの数を指定します。
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、現在、テクニカルプレビュー状態であり、非表示になっています。これを取得するには、[Project Settings] (プロジェクト設定) > [Designer] (デザイナー) > [Palette Settings] (パレット設定) > [Standard] (標準) > [Databases] (データベース)に移動します。

tSAPHanaUnloadは、データをSAP HANAサーバーにエクスポートします。

[Dynamic settings] (ダイナミック設定)

[+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブ内で計画した複数の接続からデータベース接続をダイナミックに選択します。この機能は、データストラクチャーが同じでデータベースが異なるデータベーステーブルにアクセスする必要がある場合、特に、Studio Talendを介さずにジョブをデプロイおよび実行する必要がある時など、ジョブの設定を変更できない環境で作業している場合に役立ちます。

[Dynamic settings] (ダイナミック設定)テーブルは、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。ダイナミックパラメーターを定義すると、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Component List] (コンポーネントリスト)ボックスは利用できなくなります。

ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取りと、ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取りをご覧ください。ダイナミック設定とコンテキスト変数の詳細は、ダイナミックスキーマコンテキストグループを作成し、その中でコンテキスト変数を定義をご覧ください。

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