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カスタムコンポーネントをインストール

この例では、tFileOutputPDFというカスタムコンポーネントをインストールします。また、独自のコンポーネントを作成してTalend Studioにインポートすることもできます。

始める前に

tFileOutputPDFカスタムコンポーネントは、インストールする前にダウンロードする必要があります。tFileOutputPDFの詳細は、Talend Exchange EOL and Custom Componentsをご覧ください。

このコンポーネントをダウンロード済みである、または独自のコンポーネントをZIPファイルとしてエクスポート済みである場合は、次のステップでTalend Studioにインストールできます。

情報メモ注: メディエーションコンポーネントをインストールするためには、以下の手順を進める前に、コンポーネントZIPファイルにある<component>_java.xmlを編集し、HEADERTYPE="CAMEL"を追加する必要があります。例:
<HEADER     PLATEFORM="ALL"    SERIAL=""     VERSION="0.102"    STATUS="ALPHA"         COMPATIBILITY="ALL"    AUTHOR="Talend"    RELEASE_DATE="20100401A"    STARTABLE="false"    SCHEMA_AUTO_PROPAGATE="false"    DATA_AUTO_PROPAGATE="false"    TYPE="CAMEL"  > 

手順

  1. アーカイブファイルを解凍し、"tFileOutputPDF".componentフォルダーをクリップボードにコピーします。

    次のディレクトリーストラクチャーに注意し、正しいフォルダーをコピーしていることを確認します。

    tFileoutputPDF // このフォルダーをコピーします

    --- iText-2.0.8.jar

    --- tFileOutputPDF_begin.javajet

    --- tFileOutputPDF_end.javajet

    --- other component's files

  2. カスタムコンポーネントが保存されている専用のディレクトリー(D:\custom_componentなど)に、このコンポーネントフォルダーを貼り付けます。
  3. Talend Studioで、ツールバーの[Window] (ウィンドウ)をクリックし、[Preferences] (環境設定) > Talend > [Component] (コンポーネント)に移動します。
  4. カスタムコンポーネントをすべて保存している専用のコンポーネントディレクトリーを参照します。
  5. [OK]をクリックします。Talend Studioは、カスタムコンポーネントが含まれているコンポーネントをすべてリロードします。

    この設定はワークスペースのメタデータに保存されます。Talend Studioのワークスペースが変更された場合は、この設定をもう一度行う必要があります。

  6. [Palette] (パレット)tFileOutputPDFというコンポーネント名を検索し、コンポーネントが正しくインストールされたことを確認します。

    [Palette] (パレット)にこのコンポーネントが表示されない場合は、次のような原因が考えられます。

    1. コンポーネントのXMLファイルが正しく設定されていない。前の例で紹介したコンポーネントであれば、tFileOutputPDF_java.xmlとなります。コンポーネントのXMLファイルを開き、次の点を確認します。
      • XMLファイルが正しく整形されていること。
      • このFamilyエレメントは、カスタムコンポーネントが配置される[Palette] (パレット)内のコンポーネントグループを指定するので必ず必要です。たとえば<FAMILY>File/Management</FAMILY>となります。
      • XMLファイルで正しいエレメントが使われていること。これを確認する場合は、カスタムコンポーネントのXMLファイルをTalendの公式コンポーネントのXMLファイルと比較するだけで結構です。公式コンポーネントはすべて、<Talend Studio installation dir>\plugins\org.talend.designer.components.localprovider_x.x.x.rxxxxx\components\に配置されています。
    2. 専用のカスタムコンポーネントディレクトリーに貼り付けられたコンポーネントフォルダーが間違っていた。この場合は再インストールを実行してください。

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