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SAP関連コンポーネント用のFTPサーバーを作成する

SAP関連のさまざまなコンポーネントを使う前に、SAPシステムと同じサーバーまたは別のサーバーで実行するようにFTPサーバーを作成して設定します。FTPサーバーが稼働したらすぐに、この接続をtELTSAPMapなどのコンポーネントに追加するか、Studio Talendで使うコンテキストパラメーターとして保存できます。

SAPからデータを抽出するためにStudio Talendを使う利点

SAPシステムから大量の情報がある場合、該当する情報の抽出は非常に困難な場合があります。SAPサーバーに直接接続すると、接続がリセットされるか、メモリ不足の例外が発生する場合があります。この問題に対処して膨大なデータのオフロードを容易にするために、Studio Talendでは、データをTalendサーバーに転送する前に、そのデータをSAPサーバー内のディスクに保管する機能を提供しています。

FTPをサポートするコンポーネント

以下は、SAPからデータを抽出するために使えるFTP転送機能を備えたコンポーネントのリストです。
  • tELTSAPMap
  • tSAPConnection
  • tSAPDSOInput
  • tSAPInfoCubeInput
  • tSAPODPInput

このチュートリアルについて

このチュートリアルでは、2つの手順について説明します。
  • FTPサーバーおよびその他のSAP関連タスクを設定する: この設定は、SAPシステム管理者が実行する必要があります。FTPサーバーの設定方法には2つのオプションがあります。SAPシステムと同じサーバーで実行することも、別のサーバーで実行することもできます。FTPサーバーは、SAPシステムではなく、オペレーティングシステムレベルで処理されます。
  • tELTSAPMapジョブを設定: この設定は、tELTSAPMapコンポーネントを使ってSAPアプリケーションテーブルからデータを抽出する方法を示しています。

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