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tSAPCommitの標準プロパティ

これらのプロパティは、 標準 ジョブのフレームワークで実行されているtSAPCommitを設定するために使われます。

標準tSAPCommitコンポーネントは、ビジネスファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[SAPConnection Component list] (SAP接続コンポーネントリスト)

現在のジョブで複数の接続を使うことが計画されている場合は、リストの tSAPConnectionコンポーネントを選択します。

[Release Connection] (接続をリリース)

このチェックボックスはデフォルトで選択されています。コミットが完了するとデータベース接続を閉じることができます。コンポーネントがタスクを実行した後、選択した接続を引き続き使うには、このチェックボックスをオフにします。

情報メモ警告:

[Row](行) >[Main](メイン)接続を使ってtSAPCommitをジョブにリンクする場合、データは一行ずつコミットされます。この場合は、[Release connection] (接続をリリース)チェックボックスをオンにしないでください。オンにすると、最初の行のコミットが終了する前に接続が閉じられます。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、一般的に、他のtSAP*コンポーネント、特にtSAPConnectionおよびtSAPRollbackコンポーネントと共に使います。

サポート

S4/HANAを含め、SAPのERP部分と連携するためにtSAPCommitを使う必要があります。

[Dynamic settings] (ダイナミック設定)

[+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブ内で計画した複数の接続からSAP接続をダイナミックに選択します。

ダイナミックパラメーターを定義すると、[Basic settings] (基本設定)ビューの[SAPConnection Component List] (SAP接続コンポーネントリスト)ボックスは使えなくなります。

ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取りと、ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取りをご覧ください。ダイナミック設定とコンテキスト変数の詳細は、ダイナミックスキーマコンテキストグループを作成し、その中でコンテキスト変数を定義をご覧ください。

制限事項

Studio TalendおよびStudio Talendをホストしているワークステーションに、SAPから提供された特定のJARファイルとDLLファイルを追加する必要があります。正確な手順は、32ビットまたは64ビットのWindowsやLinuxなど、使用しているプラットフォームで異なります。

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