プレパレーションカラムとデスティネーションカラムをマッピング - Cloud

Talend Cloud Data Preparationユーザーガイド

Version
Cloud
Language
日本語
Product
Talend Cloud
Module
Talend Data Preparation
Content
データクオリティとプレパレーション > データクレンジング
データクオリティとプレパレーション > データセットの管理
管理と監視 > 接続の管理
Last publication date
2023-11-20

マッピングステップによって、定義済みのデスティネーションに書き込む前にカラムをマッピングできるようになります。

リレーションシップは、選択されたプレパレーションカラムとデスティネーションカラムの間の線で表されます。
重要: [Data Mapping] (データマッピング)ステップは、HTTPベースのデータセットでは利用できません。

マッピングを開始するためには、次のいずれかを行います。

  • プレパレーションカラムをデスティネーションカラムにドラッグ&ドロップする。
  • 選択ドロップダウンリストからプレパレーションカラムを直接選択するか、選択エリアにカラム名を入力する。

カラムを一緒にマッピングする場合は、次のルールが適用されます。

  • 自動マッピングは実行設定の第2ステップを開始する時に行われます。
  • マッピングされていないプレパレーションカラムは無視され、デスティネーションカラムには表示されません。

    例: プレパレーションデータセットにfirst_namelast_nameemailphoneというカラムが、デスティネーションデータセットにfirstnamelastnameaddressphoneというカラムがあるとします。

    first_namefirstnameで、last_namelastnameで、phonephoneでマッピングすると、デスティネーションデータセットにfirstnamelastnameaddressphoneというカラムが含まれるようになります。マッピングされていないemailカラムは無視されます。addressというデスティネーションカラムは空になります。

  • 必須のデスティネーションカラムがマッピングされていなければ、ほとんどの場合エラーになります。プレパレーションの実行は可能ですが、データが損失したりエラーがさらに発生する可能性があるため、事前にマッピングを修正しておくことをお勧めします。
  • デスティネーションデータセットがJDBCデータセットの場合: マッピングされたプレパレーションカラムの値は、実行設定の最初のステップ時にデータベースで設定された操作(挿入、アップデート、削除)に従って、対応するデスティネーションカラムに追加されます。

    例:[Insert] (挿入)アクションを選択し、AliceJohnという値が含まれているfirstnameというプレパレーションカラムが、WillAlimaという値が含まれているfirst_nameというデスティネーションカラムにマッピングされた場合、マッピング後のプレパレーションカラムにはこれらすべての値(AliceJohnWillAlima)が含まれるようになります。これは挿入アクションに相当します。

  • カラムのマッピング時にスキーマは変更されません。そのため、プレパレーションカラムがマッピングされる時は、マッピングされたデスティネーションカラムの名前がプレパレーションカラムの名前よりも優先して保持されることになります。

    例:firstnameというプレパレーションカラムをfirst_nameというデスティネーションカラムにマッピングすると、マッピングされたデスティネーションカラムはfirst_nameという名前になります。