対象製品...Cloud API Services Platform
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Cloud Data Management Platform
始める前に
インストーラーを実行する前にSecurity-Enhanced Linux (SELinux)が有効になっていると、一部のアプリケーションがインストールされないことがあります。そのため、
setenforce Permissive
というコマンドを実行してSELinuxを一時的に無効化する必要があります。SELinuxは次回の再起動後に自動的に再有効化されます。
このタスクについて
インストーラーではデフォルトのウィザードが提供されており、これに従ってインストールプロセスを進めることができます。ただし、一部のシナリオ(SSHでインストーラーを実行する場合など)ではこのウィザードを利用できないため、代わりにコンソールが使用されます。使用される方法に関わらず、同じ構成のセットアップが起動します。
手順
-
インストーラーファイルをルートユーザーとして実行します。
注: Remote EngineインストーラーをルートユーザーとしてUbuntu 14.04上で実行しない場合、次のエラーが発生することがあります。
Unable to start JVM: No such file or directory
-
Talend Cloudアカウントのリージョンを選択します。
リージョンにはお使いの
Talend Cloud URLが入力され、
<region>.cloud.talend.comという形式になります。たとえばURLが
http://us.cloud.talend.comであれば、リージョンに
AWS - 米国東部を選択する必要があります。
-
Remote Engineの作成時にTalend Cloud Management Consoleで生成されたRemote Engineキーを[Preauthorized key] (事前承認済みキー)ボックスに貼り付けます。
- オプション:
[Use HTTP proxy] (HTTPプロキシの使用)チェックボックスをオンにし、サーバーとポートの詳細を入力します。
- オプション:
[Use Proxy Authentication] (プロキシ認証の使用)チェックボックスをオンにし、ユーザー認証情報を入力します。
- オプション:
Remote Engineがシステムのサービスとなるよう、[Install as a system service] (システムサービスとしてインストール)チェックボックスを選択します。
- オプション:
エンジンをシステムサービスとしてインストールする時は、そのエンジンのユーザー名とグループ名を定義するか、このステップを省略し、デフォルトである
talenduser
とtalendgroup
を使います。
このtalenduser
は、システムサービスとしてインストールするどうかに関わらず、Remote Engineを使用するためのデフォルトユーザー名となります。
-
ウィザードの手順に従ってインストールを完了します。
タスクの結果
上記のように、Remote Engineのインストール中に
talenduser
というユーザー名が作成されます。該当するユーザーと共にエンジンを開始して停止する必要があります。
インストールの最後に、エンジンは自動的にTalend Cloud Management Consoleとペアリングされます。