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tOpenAIClientの標準プロパティ

Availability-noteBeta

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtOpenAIClientを設定するために使われます。

標準tOpenAIClientコンポーネントは、OpenAIファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、Talendが提供する8.0.1-R2024-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

基本設定

[Property type] (プロパティタイプ) [Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。後続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。
[Guess Schema] (推測スキーマ) このボタンをクリックすると、設定に応じたスキーマを取得できます。
[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集) スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。
  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保存されており、さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

トークン 生のアクセストークンを入力するためには、対応するフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにトークンを入力してOKをクリックします。

[pure password] (純粋なパスワード)モードであればJSON文字列を、JavaモードであればJava式を入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。

モデル 利用可能ないずれかのOpenAIのモデルを選択する場合は、フィールドの横にある[...]ボタンをクリックします。表示されたダイアログボックスで、使われるモジュールタイプを選択します。または、[Use custom value] (カスタム値を使用)チェックボックスをオンにして、[Custom value] (カスタム値)フィールドでモデル名を指定します。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータを収集するには、このチェックボックスを選択します。
[Base URL] (ベースURL) アクセスしたいOpenAI APIサーバーのベースURLアドレスを入力します。デフォルトではhttps://api.openai.comです。
[Endpoint] (エンドポイント) URLの2番目の部分を入力し、[Base URL] (ベースURL)フィールドのベースURLを完成させます。ベースURL値とエンドポイント値は、必要であれば/ という文字で結合されます。

[Use raw JSON] (ローのJSONを使用)

このオプションを選択すると、ローのJSONボディを手動で入力できます。
[Response body format] (レスポンスボディ形式) ドロップダウンリストでレスポンスボディ形式を選択します。正しい形式を選択すれば、コネクターは返されたレコードを解析し、そのレコードに操作を適用できるようになります。現時点では、テキスト形式とJSON形式がサポートされています。
  • [Text] (テキスト): プレーンテキストのメッセージを返す場合はこの形式を選択します。この場合、レスポンスペイロードは解析されず、そこからサブ部分を抽出できなくなります。
  • JSON: 受信したレスポンスがJSON形式の場合はこの形式を選択します。その場合、ペイロードは正しく解析されたJSONレコードに変換されます。
[Extract a sub-part of the response] (レスポンスのサブ部分を抽出) ノードのパスを入力して、レスポンスのサブエレメントを選択します。エレメントが配列である場合は、その配列の各エレメントがループされます。ノード名を入力するための構文の詳細は、Data Shaping Selector Language構文をご覧ください。

このフィールドはオプションであり、JSONレスポンス全体を取得するためには空のままにしておく必要があります。

このフィールドは、[Response body format] (レスポンスボディ形式)ドロップダウンリストでJSONを選択した場合にのみ利用できます。

情報メモ注: このフィールドは、このコンポーネントの出力フローのスキーマに影響します。このフィールドを設定した後、[Guess schema] (推測スキーマ)ボタンをクリックしてスキーマをアップデートすることをお勧めします。
[Customize output with DSSL] (DSSLを使用して出力をカスタマイズ) このオプションを選択すると、キー/値ペアを入力して出力をカスタマイズできます。テーブルの下にあるプラスボタンをクリックして行を追加し、[Name] (名前)フィールドにノードの名前を、[Value] (値)フィールドに値をそれぞれ入力します。

値構文の詳細は、Data Shaping Selector Language構文をご覧ください。

このフィールドは、[Response body format] (レスポンスボディ形式)ドロップダウンリストでJSONを選択した場合にのみ利用できます。

情報メモ注: このオプションは、このコンポーネントの出力フローのスキーマに影響します。このオプションを使ってテーブルでキー-値ペアを設定した後、[Guess schema] (推測スキーマ)ボタンをクリックしてスキーマをアップデートすることをお勧めします。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

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