メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

テーブルスキーマを取得

このステップでは、接続したHBaseデータベースから目的のテーブルスキーマが取得されます。

情報メモ警告: Talend Administration Center[Manual lock] (手動ロック)オプションが選択されている状態で、Git管理プロジェクトの作業を行っている場合は、接続のテーブルスキーマを取得またはアップデートする前に、必ず[Repository] (リポジトリー)ツリービューで接続を手動でロックしてください。ロックしないと、接続が読み取り専用となり、ウィザードの[Finish] (終了)ボタンが動作しなくなります。プロジェクト項目のロックおよびロック解除と、さまざまなロックタイプの詳細は、プロジェクト項目で共同作業を参照してください。

手順

  1. [Repository] (リポジトリー)ビューで、新しく作成した接続を右クリックし、コンテキストメニューから[Retrieve schema] (スキーマを取得)を選択して、表示されたウィザードの[Next] (次へ)をクリックしてHBaseデータベースのテーブルにフィルターをかけます。
    各カラムファミリーについて表示するカラム数は、[Limit] (制限)フィールドで定義します。
    この制限を[Repository] (リポジトリー)内で定義するすべてのHBase/MapR-データベース接続メタデータに設定する場合は、[Preferences] (環境設定) > Talend > [Performance] (パフォーマンス)[HBase/MapR-DB scan limit] (HBase/MapR-DBスキャン制限)フィールドで制限を設定します。
    [New Schema in connection "HBase_connection"] ("HBase_connection”接続での新しいスキーマ)ダイアログボックスに、選択するスキーマが表示されている状態。
  2. 該当するデータベーステーブルやカラムファミリーのノードを展開して対象のカラムを選択し、[Next] (次へ)をクリックしてウィザードで新しいビューを開きます。このビューには、選択したテーブルスキーマがリストされます。ウィザードの右側にある[Schema] (スキーマ)エリアでスキーマを選択すると、その詳細が表示されます。
    [New Schema in connection "HCatalog_connection"] ("HCatalog_connection"接続での新しいスキーマ)ダイアログボックスに、リポジトリーに追加されたスキーマが表示されている状態。
    情報メモ警告: ソースデータベーステーブルに文字列ではなくファンクションまたは式であるデフォルト値が含まれる場合、最終スキーマを使用したデータベーステーブルの作成時に予期せぬ結果になるのを回避するため、最終スキーマ内のデフォルト値を囲む一重引用符(ある場合)は必ず削除してください。
  3. 必要に応じて、選択したスキーマを変更します。[Schema] (スキーマ)エリアでは、必要に応じてスキーマの名前を変更したり、スキーマのストラクチャーをカスタマイズしたりできます。
    ツールバーを使って、スキーマにカラムを追加したり、削除や移動を行うこともできます。
    デフォルトのスキーマを使って、選択したスキーマへの変更を上書きする場合は、[Retrieve schema] (スキーマを取得)をクリックします。このボタンをクリックすると、スキーマへの変更はすべて失われます。
  4. HBaseテーブルスキーマの作成を完了するには、[Finish] (終了)をクリックします。取得したスキーマはすべて[Repository] (リポジトリー)ビューの関連するHBase接続の下に表示されます。
    さらにスキーマを編集する必要がある場合は、コンテキストメニューから[Edit Schema] (スキーマを編集)を選択し、このウィザードをもう一度開いて変更を行います。
    情報メモ警告:

    スキーマを変更した場合は、Typeカラムのデータ型が正しく定義されていることをご確認ください。

タスクの結果

前述したように、[Hadoop cluster] (Hadoopクラスター)ノードを使用する代わりに、HBase接続を作成し、[Db connection] (データベース接続)ノードからスキーマを取得することもできます。いずれの場合も、特定のHBase接続のプロパティを定義する必要があります。ここでは、次のケースが考えられます。
  • [Hadoop cluster] (Hadoopクラスター)リストから[Repository] (リポジトリー)オプションを選択し、確立されたHadoop接続の詳細を再利用して作成されたHBase接続は、[Hadoop cluster] (Hadoopクラスター)ノードと[Db connection] (データベース接続)ノードの両方に分類されます。

  • [Hadoop cluster] (Hadoopクラスター)リストから[None] (なし)オプションを選択し、Hadoop接続のプロパティを手動で入力して作成されたHBase接続は、[Db connection] (データベース接続)ノードにのみ表示されます。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツにタイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合はお知らせください。