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統計とログ

ジョブを実行する際に、[tStatCatcher Statistics]オプションやログコンポーネントを使用して追跡・分析するために、Talend Studioキーランタイム実行情報、統計、ログ、ボリュームメトリクスを収集できます。

例には、ジョブが実行される頻度、実行にかかる時間、処理されるレコードの数、正しく完了するかどうか、ジョブが失敗する理由などの監視が含まれます。

統計、ログ、ボリュームデータは、Javaコンソール、区切りファイル、データベーステーブル、またはこれら3つの任意の組み合わせに書き出すことができます。データが区切りファイルやデータベースのテーブルに格納されている場合は、以下の手順で説明するような構成に基づいて、3つの個別のファイルやテーブルに書き込まれます。

手順

  1. Talend Studioのメインウィンドウのツールバーで[Project settings] (プロジェクト設定)をクリックするか、メニューバーで[File] (ファイル) > [Edit Project Properties] (プロジェクトプロパティを編集)とクリックして[Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックスを開きます。
  2. ダイアログボックスのツリービューで[Job Settings] (ジョブ設定)ノードを展開し、[Stats & Logs] (統計とログ)をクリックして該当するビューを開きます。
    [プロジェクト設定]ダイアログボックス内の[統計とログ]設定。
    実行時のコンテキストに応じて[Stats & Logs] (統計とログ)環境設定が変更されない場合、この[Stats & Logs] (統計とログ)環境設定は、[Project Settings] (プロジェクト設定からプロジェクト内のすべてのジョブに対して設定できることにご注意ください。また、[Job] (ジョブ)タブの[Stats & Logs] (統計とログ)ビューで、ジョブごとに個別に設定することもできます。詳細は、統計とログの使用を自動化をご覧ください。
  3. 必要に応じて[Use statistics] (統計を使用) (tStatCatcher)[Use logs] (ログを使用) (tLogCatcher)[Use volumetrics] (ボリューメトリクスを使用) (tFlowMeterCatcher)の各チェックボックスをオンにして、キャプチャーする情報のタイプを指定します。
    • [Use statistics] (統計を使用) (tStatCatcher)チェックボックスをオンにすると、ジョブの開始時刻、終了時刻、期間、成功または失敗の状態などの重要な情報が取得されます。[Catch components statistics] (コンポーネントの統計をキャッチ) (tStatCatcher統計)チェックボックスがオンの場合、または特定のコンポーネントの[Advanced settings] (詳細設定)ビューの[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)チェックボックスがオンの場合、コンポーネントの主要な情報も取得されます。
    • [Use logs] (ログを使用) (tLogCatcher)チェックボックスをオンにすると、[Catch runtime errors] (ランタイムエラーをキャッチ)[Catch user errors] (ユーザーエラーをキャッチ)[Catch user warnings] (ユーザー警告をキャッチ)の各チェックボックスの状態に従って、Java例外(tDieコンポーネントやtWarnコンポーネント)からメッセージが収集されます。
    • [Use volumetrics] (ボリューメトリクスを使用)(tFlowMeterCatcher)チェックボックスをオンにすると、ジョブ内のすべての[tFlowMeter]コンポーネントからの行数がキャプチャーされます。
  4. データをコンソールに表示させたい場合は、[On Console] (コンソールへ出力)チェックボックスをオンにします。
  5. 区切り記号付きファイルにデータを保存したい場合は、[On Files] (ファイルへ出力)チェックボックスをオンにします。
    設定に基づいて、該当するフィールドが有効または無効になります。選択した情報タイプに従って、[Stats File Name] (統計ファイル名)[Logs File Name] (ログファイル名)[Meter File Name] (メーターファイル名)の各フィールドで区切り付きファイルの名前を指定します。
  6. データベーステーブルにデータを保存したい場合は、[On Database] (データベースへ出力)チェックボックスをオンにします。
    設定に基づいて、該当するフィールドが有効または無効になります。選択した情報タイプに従って、該当するフィールドでデータベース接続パラメーターの値を、そして[Stats Table] (統計テーブル)[Logs Table] (ログテーブル)[Meter Table] (メーターテーブル)の各フィールドでデータベーステーブルの名前を指定します。
    情報メモヒント: 統計、ログ、メーターの各テーブルが存在しない場合は、Talendで自動的に作成されます。これらのテーブルは、tStatCatchertLogCatchertFlowMeterCatcherのスキーマに基づき、切り捨ての問題が発生しないようカスタマイズ済みのカラム長と共にtCreateTableを使えば作成できます。
    情報メモ警告: 統計やログは、TeradataのJDBCジェネリックコンポーネントではサポートされていません。Teradataデータベースに統計やログデータを格納する場合は、[Db Type] (データベースタイプ)ドロップダウンリストで[Teradata]を選択し、表示された画面にTeradataデータベースへの接続に使うパラメーターを入力します。

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