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Denodo Virtual DataPort - インポート

Availability-note AWS

ブリッジの要件

このブリッジ:
  • ドライバーを<TDC_HOME>/data/download/MIMB/にダウンロードするためには、https://repo.maven.apache.org/maven2/ やその他のツールサイトへのインターネットアクセスが必要です。

ブリッジの仕様

ベンダー Denodo
ツール名 Denodo Virtual DataPort
ツールバージョン 6.0〜8.0
ツールのWebサイト https://www.denodo.com/
サポートされている方法論 [リレーショナルデータベース] マルチモデル、JDBC API経由のデータストア(物理データモデル、ストアドプロシージャー式解析)
データプロファイリング
増分収集
マルチモデル収集
モデル選択のためのリモートリポジトリーの参照

仕様
ツール: JDBC API経由のDenodo / Denodo Virtual DataPortバージョン6.0~8.0
https://www.denodo.com/をご覧ください
メタデータ: [リレーショナルデータベース] マルチモデル、データストア(物理データモデル、ストアドプロシージャー式解析)
コンポーネント: Denodoバージョン11.2.0

免責事項
このインポートブリッジでは、インターネットに接続して次のサードパーティライブラリーをダウンロードする必要があります:
- オープンソースのサードパーティライブラリーをダウンロードする場合はhttps://repo.maven.apache.org/maven2/など
- その他のサードパーティソフトウェア(データベース特定のJDBCドライバーなど)は該当するサイトへ

ダウンロードされたサードパーティライブラリーは、$HOME/data/download/MIMB/に格納されています。
HTTPSが失敗した場合、インポートブリッジはHTTPを試します。
- インターネットへのアクセスにプロキシを使用している場合は、JREでそのプロキシを設定する必要があります(Miscellaneousパラメーターで -j オプションをご覧ください)。
- インポートブリッジではインターネットにフルにアクセスできない場合は、インターネットアクセスがある別のサーバーから$HOME/data/download/MIMB/ディレクトリーをコピーします。$HOME/bin/MIMB.sh (または.bat) -dというコマンドを使えば、すべてのブリッジで使用される全サードパーティライブラリーを一度にダウンロードできます。

このインポートブリッジを実行すると、ライセンス規約の責任、およびダウンロードしたサードパーティソフトウェアライブラリーによって生じる潜在的なセキュリティの脆弱性を受け入れることになります。

概要
JDBCを使ってメタデータをDENODO Platformからインポートします。
インポートブリッジは次のデータソースとビューをインポートします:
- データソース: JDBC、区切りファイル(データルート:ローカル)
- ビュー: ベースビュー、具体化されたビュー、派生ビュー(結合ビュー、集合ビュー、マイナスビュー、インターセクションビュー、選択ビュー、インターフェイスビュー)

要件
ユーザー権限の要件:
少なくとも以下の特権を持つカスタムの読み取り専用ユーザーを使用できます:
- メタデータを読み取るためには、接続、メタデータ、読み取り特権が必要です。
- 自分が作成/所有していないデータソースに関するメタデータを読み取るためには、管理特権が必要です(データソースメタデータがなければ、Denodoモデルはビューをソースモデルにスティッチできません)。
- ビューの作成に使用されたSQLをDenodoバージョン7 (以降)で取得する(コマンドDESC VQL VIEWなどを実行する)ためには、書き込み権限が必要です。

Java要件:
デフォルトのJVMに互換性がない場合は、Miscellaneousパラメーターを使って、Denodo Virtual DataPortがサポートしているJava環境(Oracle JVM 8の代わりにOpenJDK 11)を指定する必要がある可能性があります(例: -jre "c:\Program Files\Java\jre1.8.0_211\bin\javaw.exe")。

よくある質問
Q: どのDenodoパッチを適用する必要がありますか?
A: Denodo Platform 6.0の場合のみ、パッチ20171205以降を適用する必要があります。

制限事項
現在判明している一般的な制限事項は、MIMB Known Limitationsか、バンドルされているDocumentation/ReadMe/MIMBKnownLimitations.htmlをご覧ください

サポート
トラブルシューティングパッケージを次の項目と共に提供してください。
- デバッグログ(UIまたはconf/conf.propertiesでMIR_LOG_LEVEL=6を使って設定可能)
- 利用できる場合はメタデータバックアップ(技術的理由によりこの共通オプションが実装されていないブリッジがあるものの、Miscellaneousパラメーターで-backupオプションを使って設定可能)


ブリッジパラメーター

パラメーター名 説明 タイプ デフォルト 範囲
ドライバーの位置 このパラメーターはオプションです。

ディレクトリー<DENODO_HOME>/tools/client-drivers/jdbc/denodo-vdp-jdbcdriver.jarにあるJDBCドライバー

[Denodo Native Driver]という名前を持つ[com.denodo.vdp.jdbc.Driver] JDBCドライバーが必要です。
DIRECTORY      
JDBC接続URL JDBC接続URLの構文:
jdbc:vdb://<hostName>:<port>/<databaseName>[?<paramName>=<paramValue> [&<paramName>=<paramValue>]* ]
データベースの名前は必須です。
例:
JDBC接続URLのサンプル
jdbc:vdb://localhost:9999/admin?queryTimeout=100000&chunkTimeout=1000&userAgent=myApplication&autoCommit=true

データベース名に非ASCII文字が含まれている場合は、URLエンコードする必要があります。例:
データベースの名前がtestであれば、データベースへの接続URLは次のようになります:
jdbc:vdb://localhost:9999/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88?queryTimeout=900000&chunkTimeout=1000&userAgent=myApplication&autoCommit=true
STRING     必須
ユーザー 接続が確立されている側のデータベースユーザー名です。 STRING      
パスワード 接続が確立されている側のデータベースユーザーのパスワードです。 パスワード      
[Database] (データベース) インポートするデータベースの名前。 REPOSITORY_SUBSET      
ビュー インポートするビュー。
このパラメーターが空の場合は、利用可能なシステム以外のビューがすべてインポートされます。
リスト内のビュー名を区切る場合は、セミコロンを使用します(例: view1;view2)。

[%]、[_]、[NOT]のいずれかのキーワードを使ってビュー名のパターンを指定できます。
[%]: 空のテキストを含め、任意の長さのテキストのセグメントを表します。
[_]: 任意の文字を表します(1文字のみ)

パターンは包含と除外をサポートします。例:
次のいずれかに該当するビュー名を取得しようとする"A%; %B; %C%; D":
- Aで始まる
- Bで終わる
- Cを含む
- Dに等しい

パターンを除外する場合はNOTというプレフィックスを付けます。例:
"A%; NOT %test"
これにより、[A]で始まり[test]で終わる名前を持つビューがインポートされます。
STRING      
Miscellaneous はじめに
ダッシュで始まるMiscellaneousオプションを指定し、必要であればその後にパラメーターを追加できます。例:
- connection.cast MyDatabase1="MICROSOFT SQL SERVER"
該当する場合は複数回使用できるオプションもあります。例:
- connection.rename NewConnection1=OldConnection1 -connection.rename NewConnection2=OldConnection2;
オプションのリストは長い文字列になるため、${MODEL_BRIDGE_HOME}\data\MIMB\parametersにあり拡張子が.txtであるファイルからロードすることもできます。その場合、オプションはすべて、このパラメーターの唯一の値としてそのファイル内で定義されることが必要です。例:
ETL/Miscellaneous.txt

JAVA環境のオプション
-java.memory <Javaメモリの最大サイズ> (以前の-m)

64ビットJREではデフォルトで1G、またはconf/conf.properties内の設定に従います。例:
-java.memory 8G
-java.memory 8000M

-java.parameters <Javaランタイム環境コマンドラインオプション> (以前の-j)


-java.parameters -Dname=value -Xms1G
のように、-java.parametersの後ろのテキストはすべてそのままJREに渡されるため、このオプションはMiscellaneousパラメーター内の最後に来る必要があります。インターネットへのアクセスにプロキシを使用している場合は、必要なサードパーティのソフトウェアライブラリーをダウンロードできるよう、次のオプションを設定する必要があります(このオプションはhttps://repo.maven.apache.org/maven2/にアクセスするため、そして例外的にいくつかの他のツールサイトにアクセスするために不可欠です)。
注: プロキシは、(会社の)外部トラフィックをHTTPSで暗号化しながら、HTTPでプロキシにアクセスできる内部トラフィックを信頼しているものがほとんどです。この場合、HTTPSリクエストはHTTPでプロキシに到達し、プロキシはそれをHTTPSで暗号化します。
-java.parameters -java.parameters -Dhttp.proxyHost=127.0.0.1 -Dhttp.proxyPort=3128 -Dhttp.proxyUser=user -Dhttp.proxyPassword=pass

モデルインポートのオプション
-model.name <モデル名>

モデル名をオーバーライドをオーバーライドします。例:
-model.name "My Model Name"

-prescript <スクリプト名>

このオプションによって、ブリッジの実行前にスクリプトを実行できるようになります。
スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。
スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。
スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。
例:
-prescript "script.bat arg1 arg2"

-postscript <スクリプト名>

このオプションによって、ブリッジが正しく実行された後にスクリプトを実行できるようになります。
スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。
スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。
スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。
例:
-postscript "script.bat arg1 arg2"

-cache.clear

インポート前にキャッシュをクリアするため、増分収集せずにフルインポートを実行します。

モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが使われていない場合(増分収集)、新しいバージョンは作成されません。
モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが設定されている場合(増分ではなくフルソースインポート)、新しいバージョンが作成されます。

-backup <directory>

このオプションによってブリッジ入力メタデータを保存すれば、将来のトラブルシューティングで活用できます。指定された<directory>は空であることが必要です。

このオプションの主な用途は、データストアインポートブリッジ(特にJDBCベースのデータベースインポートブリッジ)です。

なお、このオプションは次のようなブリッジでは動作しません。
- ファイルベースのインポートブリッジ(入力ファイルで代用可能なため)
- DI/BIリポジトリーインポートブリッジ(ツールのリポジトリーネイティブバックアップで代用可能なため)
- APIベース(COMベースなど)による一部のインポートブリッジ(技術的な理由のため)

データ接続オプション
使用するソースとターゲットのデータストアを参照するよう、通常はETL/DIツールとBIツールのインポートブリッジによってデータ接続が生成されます。これらのデータ接続はメタデータ管理ツールによって実際のデータストア(データベースやファイルシステムなど)への接続(メタデータスティッチング)に使われ、完全なエンドツーエンドのデータフローの来歴とインパクト分析が行われます。各データ接続の名前はインポートモデルごとに一意です。DI/BIデザインツールで使われているデータ接続名を可能な限り使用します。そうでない場合は、データベース/スキーマ名、ファイルシステムのパス、Uniform Resource Identifier (URI)など、短くても意味のある接続名が生成されます。次のオプションを使えば、接続を操作できます。これらのオプションによって、レガシーオプションである-c、-cd、-csが置き換えられます。

-connection.cast ConnectionName=ConnectionType

SQL解析のためにジェネリックデータベース接続(ODBCやJDBCなど)を正確なデータベースタイプ(ORACLEなど)にキャストします。例:
-connection.cast "My Database"="MICROSOFT SQL SERVER"
サポートされているデータストア接続タイプのリストは次のとおりです。
ACCESS
APACHE CASSANDRA
DB2/UDB
DENODO
GOOGLE BIGQUERY
HIVE
MYSQL
NETEZZA
ORACLE
POSTGRESQL
PRESTO
REDSHIFT
SALESFORCE
SAP HANA
SNOWFLAKE
MICROSOFT SQL AZURE
MICROSOFT SQL SERVER
SYBASE SQL SERVER
SYBASE AS ENTERPRISE
TERADATA
VECTORWISE
HP VERTICA

-connection.rename OldConnection=NewConnection

既存の接続を新しい名前に変更します。例:
-connection.rename OldConnectionName=NewConnectionName
既存の複数のデータベース接続の名前を変更し、新しい1つのデータベース接続に統合できます。例:
-connection.rename MySchema1=MyDatabase -connection.rename MySchema2=MyDatabase

-connection.split oldConnection.Schema1=newConnection

データベース接続を1つまたは複数のデータベース接続に分割します。
1つのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例:
-connection.split MyDatabase
すべてのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例:
-connection.split *
データベースにスキーマ名を追加することで、データベース接続を明示的に分割し、新しいデータベース接続を作成できます。例:
-connection.split MyDatabase.schema1=MySchema1

-connection.map SourcePath=DestinationPath

ソースパスをデスティネーションパスにマッピングします。これは、異なるパスが同じオブジェクト(ディレクトリーまたはファイル)をポイントしている場合にファイルシステム接続にとって便利です。
Hadoopでは、あるプロセスがHDFSの完全パスで指定されたCSVファイルに書き込む一方、別のプロセスが、デフォルトのファイル名と拡張子を持つ相対パスで指定されている同じファイルによって実装されたHiveテーブル(外部)から読み取ります。例:
-connection.map /user1/folder=hdfs://host:8020/users/user1/folder/file.csv
Linuxでは、/users/johnや/users/paulといった複数のシンボリックリンクによって、/dataのような特定のディレクトリー(またはファイル)が参照されます。例:
-connection.map /data=/users/John -connection.map /data=/users/paul
Windowsでは、M:やN:といった複数のネットワークドライブによって、C:\dataのような特定のディレクトリーが参照されます。例:
-connection.map C:\data=M:\ -connection.map C:\data=N:\

-connection.casesensitive ConnectionName...

検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別しないデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例:
-connection.casesensitive "My Database"

-connection.caseinsensitive ConnectionName...

検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別するデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例:
-connection.caseinsensitive "My Database"

-connection.level AggregationLevel

外部接続の集計レベルを指定します。例: -connection.level catalog
サポートされている値のリスト:
server
catalog
schema (デフォルト)

DENODOのオプション
-s

デフォルトでスキップされるシステムオブジェクトをインポートします。

-datasource.double_quotes DataSourceName

ANSI_QUOTESモード(MySqlなど)で、二重引用符で囲まれた文字列を識別子として解釈します。

-model.split (以前の-multiModel)

大型サーバーモデルをマルチモデル(つまり1つのモデルに1つのデータベース)に分割します。
警告: これはこのインポートブリッジを呼び出すアプリケーションによって管理されるシステムオプションであり、ユーザーが設定するものではありません。

-sources.skip

ソース依存項目のロードクエリーを無効にします。
STRING      

 

ブリッジのマッピング

マッピング情報は利用できません

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