ここまで、ジョブは完璧に動作しています。仕上げとして、出力フローをMySQLテーブルに流してみましょう。
手順
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そのためには、まず、MySQLデータベースへの接続を記述するメタデータを作成します。リポジトリーでノードを展開し、[DemoMySQL]をダブルクリックします (デモプロジェクトが適切にインポートされている場合)。メタデータウィザードが開きます。
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ウィザードのステップ2で、関連する接続パラメーターを入力します。[Check] (チェック)ボタンをクリックして、この接続の有効性を確認します。最後に、変更を確認して、[Finish] (終了)をクリックします。
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tMysqlOutputコンポーネントを自動的に作成するために、[Ctrl]キーを押したまま、このメタデータをデザインワークスペースの右側にドロップします。
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tLogRowコンポーネントをジョブから削除します。
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tMapからのout1出力フローを、新しいコンポーネントのtMysqlOutputに再接続します。
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このコンポーネントの[Basic Settings] (基本設定)タブで、以下のことを行います。
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[Table] (テーブル)フィールドにLA_Orange_Clientsと入力し、オンザフライで作成されるターゲットテーブルに名前を付けます。
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[Action on table] (テーブルでのアクション)フィールドで[Drop table if exists and create] (テーブルが存在する場合、削除してから作成)オプションを選択します。
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必要に応じて、[Edit Schema] (スキーマを編集)をクリックし、[Reset DB type] (DBタイプのリセット)ボタン(ツールバーのDBボタン)をクリックして、DBタイプを自動的に入力します。
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ジョブを再度実行します。
タスクの結果
ターゲットテーブルが1秒未満で自動的に作成され、データが入力されます。
このシナリオでは、[Palette] (パレット)で使用可能な、異なるカテゴリー(データベース、Webサービス、FTPなど)に従ってグルーピングされた数百のコンポーネントのうち4つのコンポーネントのみを使用しました。
さらに、コミュニティによって作成された多くのコンポーネントもコミュニティサイト(talendforge.org)で入手可能です。