安全な再起動処理を有効にすれば、エンジンクラッシュ後にタスク実行の孤立したジョブプロセスを適切に終了させることができます。
エンジンがクラッシュするとタスク実行の終了が制御不能になることが多く、そのようなタスク実行のサブプロセスが孤立状態となって無期限に実行されてしまいます。
安全な再起動処理によって、クラッシュしたエンジンの再起動時に、孤立化したそのようなプロセスを正しく識別して終了させることができるようになります。
始める前に
- Remote EngineがV2.12.14以降であること。
このタスクについて
次の手順で安全な再起動を有効にします。
手順
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エンジンを停止します。詳細は、Remote Engineの安全なシャットダウンプロセスを実行をご覧ください。
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<RE_installation>/etc/system.properties設定ファイルで、
handle.engine.restart
の値をfalse
からtrue
に変更します。
handle.engine.restart = true
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エンジンを再起動します。
タスクの結果
エンジンがクラッシュした場合、エンジンの再起動時に、孤立した実行プロセスを識別して終了させ、関連する操作のログを
<RE_installation>/data/log/engine-post-restart-script.logに書き込みます。